トガニ 幼き瞳の告発 [亜州映画☆☆☆★]
2012年8月7日(火) 21:20~ 109シネマズ川崎5
料金:1700円(レイトショー料金+提携Edy会員からブルーカードへ移行(500円))
『トガニ 幼き瞳の告発』公式サイト
実話ベースの衝撃の作品だ。
聴覚障害者学校での児童での性的虐待。
役所と司法機関がカス過ぎる。
韓国の警察が無能なのは、いつもの通りだ。
映画は、厳しい終わり方だが、この映画が反響を呼び、事件の再審査、学校の廃校など、現実社会を動かしたという。
寧ろ、廃校になっていなかったというのは驚きだが。
「闇の子供たち」を思い出させる。主役の男は、最後まで清廉潔白なので江口とは異なるが。
変態野郎の校長とその双子の弟はVFXなのだろうか、VFXのスタッフが大勢参加している。
お勧め度:☆☆☆★ 衝撃度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
料金:1700円(レイトショー料金+提携Edy会員からブルーカードへ移行(500円))
『トガニ 幼き瞳の告発』公式サイト
実話ベースの衝撃の作品だ。
聴覚障害者学校での児童での性的虐待。
役所と司法機関がカス過ぎる。
韓国の警察が無能なのは、いつもの通りだ。
映画は、厳しい終わり方だが、この映画が反響を呼び、事件の再審査、学校の廃校など、現実社会を動かしたという。
寧ろ、廃校になっていなかったというのは驚きだが。
「闇の子供たち」を思い出させる。主役の男は、最後まで清廉潔白なので江口とは異なるが。
変態野郎の校長とその双子の弟はVFXなのだろうか、VFXのスタッフが大勢参加している。
お勧め度:☆☆☆★ 衝撃度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
ワンドゥギ [亜州映画☆☆☆★]
2012年7月19日(木) 17:20~ キネカ大森2
料金:0円(Club-Cポイント使用)
『ワンドゥギ』公式サイト
キネカ大森 名画座 韓国映画特集。
「チェイサー」「哀しき獣」のオッサン キム・ユンスクが教師。
どんなヤバイ野郎だよと思ったら、型破りな教師でかなり鬱陶しい男なのだが、実はナイスガイという奴だった。
近くに住む貧乏な教え子との交流が話メインで、貧乏高校生にもオッサンにも彼女ができ、貧乏高校生の家を出ていたフィリピン人の母親とも再会と、キム・ユンスク主演らしからぬ大団円の暖かい作品だ。
不思議に励まされる映画だ。
お勧め度:☆☆☆★ ラーメン度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★
料金:0円(Club-Cポイント使用)
『ワンドゥギ』公式サイト
キネカ大森 名画座 韓国映画特集。
「チェイサー」「哀しき獣」のオッサン キム・ユンスクが教師。
どんなヤバイ野郎だよと思ったら、型破りな教師でかなり鬱陶しい男なのだが、実はナイスガイという奴だった。
近くに住む貧乏な教え子との交流が話メインで、貧乏高校生にもオッサンにも彼女ができ、貧乏高校生の家を出ていたフィリピン人の母親とも再会と、キム・ユンスク主演らしからぬ大団円の暖かい作品だ。
不思議に励まされる映画だ。
お勧め度:☆☆☆★ ラーメン度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★
サニー 永遠の仲間たち [亜州映画☆☆☆★]
2012年6月2日(土) 18:40~ ヒューマントラストシネマ有楽町2
料金:1000円(Club-C会員料金)
『サニー 永遠の仲間たち』公式サイト
母親の見舞いに病院に行ったら、昔の友人の名前を個室に発見した主婦。恐る恐る入ってみると、その彼女だった。
余命2ヶ月ほどとなった高校の時のその友人の頼みで、昔の仲間を探し始める主婦。
懐かしい記憶とともに厳しい記憶を思い出し、厳しい現実にも直面するが・・・。
こんな題材なら、よほど駄目な奴が作らない限りは、いい作品になるに決まっている。
物凄くご都合主義なところもあるが、それは目を瞑ろう。
高校時代は1986年の設定らしいのだが、ブルース・リーのポスターが街中にあったりして、時代考証は正しいのかよと聞きたくもなる。
が、俺が1989年にソウルに行ったとき、現地の焼肉屋で同席した大学生が、「ブルーライトヨコハマ」を歌ったのだから、流行は色々と遅れていたのであろう。
母親の病室は大部屋で、皆で韓国ドラマを見ているのだが、
「だめだ。俺は君と兄妹なんだ!」
⇒「そうだと思ったよ!!」
「もう私は後1ヶ月しか生きられないの。」
⇒「またかよ!もう二度と見ない!!」
の反応に笑った。
そして、主人公グループ「サニー」のライバルは、「少女時代」。後に改名。改名後の名前は忘れた。アレではなかった。
最後に、この映画、エンドロールが秀逸だ。素晴らしい。
お勧め度:☆☆☆★ エンドロール秀逸度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★
料金:1000円(Club-C会員料金)
『サニー 永遠の仲間たち』公式サイト
母親の見舞いに病院に行ったら、昔の友人の名前を個室に発見した主婦。恐る恐る入ってみると、その彼女だった。
余命2ヶ月ほどとなった高校の時のその友人の頼みで、昔の仲間を探し始める主婦。
懐かしい記憶とともに厳しい記憶を思い出し、厳しい現実にも直面するが・・・。
こんな題材なら、よほど駄目な奴が作らない限りは、いい作品になるに決まっている。
物凄くご都合主義なところもあるが、それは目を瞑ろう。
高校時代は1986年の設定らしいのだが、ブルース・リーのポスターが街中にあったりして、時代考証は正しいのかよと聞きたくもなる。
が、俺が1989年にソウルに行ったとき、現地の焼肉屋で同席した大学生が、「ブルーライトヨコハマ」を歌ったのだから、流行は色々と遅れていたのであろう。
母親の病室は大部屋で、皆で韓国ドラマを見ているのだが、
「だめだ。俺は君と兄妹なんだ!」
⇒「そうだと思ったよ!!」
「もう私は後1ヶ月しか生きられないの。」
⇒「またかよ!もう二度と見ない!!」
の反応に笑った。
そして、主人公グループ「サニー」のライバルは、「少女時代」。後に改名。改名後の名前は忘れた。アレではなかった。
最後に、この映画、エンドロールが秀逸だ。素晴らしい。
お勧め度:☆☆☆★ エンドロール秀逸度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★
捜査官X [亜州映画☆☆☆★]
2012年4月29日(日) 16:30~ 丸の内TOEI②
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売りを購入) パンフレット:未確認
『捜査官X』公式サイト
何ともセンスの無いタイトルだ。
金城がその捜査官Xらしいのだが、そのセンスのないタイトルから、現代劇かと思っていたが、清の末期の中国の話だった。
ドニーさんが、悪党二人にボコボコにやられながらも結局退治、死に至らしめる。ドニーさんが正統な闘いもせずの偶然勝利を治める訳が無いのだが、金城も同じ思いで、ドニーさんは逃亡中の殺人者(武道の達人)のどれかでないかと捜査を進める。
ドニーさんは、西夏の生き残りの蛮族の抜け忍みたいな奴であることが判明、同時に蛮族もドニーさんの居所を知ることになる。蛮族の首領は、なんとジミー先生で、ドニーさんの実父である。
ドニーさんは、蛮族を抜けるために、人を殺めてきた手はいらぬと、腕を切り落とし、片腕ドラゴン状態になる。
ジミー先生への敬意の表れだろうか。
そして、いよいよジミー先生との対決。
流石、黒社会のジミー先生は、迫力満点だ。「片腕ドラゴン」の頃の貧相な若者のイメージが微塵も無い。そして、当時笑止千万なクンフーだったジミー先生のアクションが、無敵の力強さとなっている。これは、ドニーさんのアクション演出のお蔭だろうけど。無敵のジミー先生は、ドニーさんでは倒せず、金城が足と首にやっとこ刺した針を通して、雷で感電死という決着。ジミー先生は、カンフーでは敵う者無しということだろう。
金城中心の前半のミステリー仕立ては退屈だが、後半の攻防戦はジミー先生を中心に素晴らしい出来だ。
お勧め度:☆☆☆★ 片腕ドラゴン度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売りを購入) パンフレット:未確認
『捜査官X』公式サイト
何ともセンスの無いタイトルだ。
金城がその捜査官Xらしいのだが、そのセンスのないタイトルから、現代劇かと思っていたが、清の末期の中国の話だった。
ドニーさんが、悪党二人にボコボコにやられながらも結局退治、死に至らしめる。ドニーさんが正統な闘いもせずの偶然勝利を治める訳が無いのだが、金城も同じ思いで、ドニーさんは逃亡中の殺人者(武道の達人)のどれかでないかと捜査を進める。
ドニーさんは、西夏の生き残りの蛮族の抜け忍みたいな奴であることが判明、同時に蛮族もドニーさんの居所を知ることになる。蛮族の首領は、なんとジミー先生で、ドニーさんの実父である。
ドニーさんは、蛮族を抜けるために、人を殺めてきた手はいらぬと、腕を切り落とし、片腕ドラゴン状態になる。
ジミー先生への敬意の表れだろうか。
そして、いよいよジミー先生との対決。
流石、黒社会のジミー先生は、迫力満点だ。「片腕ドラゴン」の頃の貧相な若者のイメージが微塵も無い。そして、当時笑止千万なクンフーだったジミー先生のアクションが、無敵の力強さとなっている。これは、ドニーさんのアクション演出のお蔭だろうけど。無敵のジミー先生は、ドニーさんでは倒せず、金城が足と首にやっとこ刺した針を通して、雷で感電死という決着。ジミー先生は、カンフーでは敵う者無しということだろう。
金城中心の前半のミステリー仕立ては退屈だが、後半の攻防戦はジミー先生を中心に素晴らしい出来だ。
お勧め度:☆☆☆★ 片腕ドラゴン度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
春夏秋冬 そして春 [亜州映画☆☆☆★]
2012年3月10日(土) 19:10~ キネカ大森3
料金:0円(二本立ての二本目)
キネカ大森 名画座 キム・ギドク特集。
山奥の小さな湖に浮かぶように存在する小さな寺が舞台。
これは、キム・ギドクらしくない映画だ。いや、「ブレス」と「悲夢」しか観ていないのだがね。
多くを語らない静かな映画なのだが、心に訴えてくるものがある。
柄本明みたいな、和尚の存在感がいい。
唯一キム・ギドクらしいと言えば、冬に出てくる顔を布で覆った女の謎。
それと、最後のほうのシーン、弥勒像を持って山に登る時に流れるフル・コーラスの歌は、何を言わんとしているのか皆目判らない。思うに、これがクライマックスなのだが。
お勧め度:☆☆☆★ キム・ギドク度:☆★ 俺度:☆☆☆★
料金:0円(二本立ての二本目)
春夏秋冬そして春 -無修正版- 【韓流Hit ! 】 [DVD]
- 出版社/メーカー: エスピーオー
- メディア: DVD
キネカ大森 名画座 キム・ギドク特集。
山奥の小さな湖に浮かぶように存在する小さな寺が舞台。
これは、キム・ギドクらしくない映画だ。いや、「ブレス」と「悲夢」しか観ていないのだがね。
多くを語らない静かな映画なのだが、心に訴えてくるものがある。
柄本明みたいな、和尚の存在感がいい。
唯一キム・ギドクらしいと言えば、冬に出てくる顔を布で覆った女の謎。
それと、最後のほうのシーン、弥勒像を持って山に登る時に流れるフル・コーラスの歌は、何を言わんとしているのか皆目判らない。思うに、これがクライマックスなのだが。
お勧め度:☆☆☆★ キム・ギドク度:☆★ 俺度:☆☆☆★
レイン・オブ・アサシン [亜州映画☆☆☆★]
2012年2月26日(日)
レンタルDVD
『レイン・オブ・アサシン』公式サイト
ジョン・ウー先生が共同監督となっている。二丁拳銃も鳩もない。関与率が低いのか。そもそも、あの時代に銃はないか。(二刀流と文鳥が代わりという説が。)
「グリーン・デスティニー」テイストな映画だ。
武侠と大人の純愛。
かなり高齢なはずのミシェル・ヨーだが、そのアクションは一切衰えていない。
しかし悪の首領の真の目的が、己の陰茎の再生であったとは・・・。
お勧め度:☆☆☆★ ワイヤー度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
レンタルDVD
『レイン・オブ・アサシン』公式サイト
ジョン・ウー先生が共同監督となっている。二丁拳銃も鳩もない。関与率が低いのか。そもそも、あの時代に銃はないか。(二刀流と文鳥が代わりという説が。)
「グリーン・デスティニー」テイストな映画だ。
武侠と大人の純愛。
かなり高齢なはずのミシェル・ヨーだが、そのアクションは一切衰えていない。
しかし悪の首領の真の目的が、己の陰茎の再生であったとは・・・。
お勧め度:☆☆☆★ ワイヤー度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
チョコレート・ソルジャー [亜州映画☆☆☆★]
2012年1月1日(日)
レンタルDVD
伝説のチョコファイ(俺が命名したが、誰も使っていない。「チョコレート・ファイター」)の後のジージャーの作品は、大阪での映画祭での公開後、DVDスルーにされてしまった。邦題にはチョコレートをつけているが、二作品のストーリーにはなんら関係はない。
冒頭のジージャーは、金持ちながらスポイルされている孤独な娘で、しかも男にふられて酒をラッパ飲み、酩酊状態のところ悪の組織に誘拐されそうになるも、謎の男に助けられるが、ベロベロのため男に嘔吐物をひっかける始末と、どうなることかいなという状態。
しかし、謎の男とそのチームから泥酔拳という酔拳を強化したようなものをあっという間に習得してからは、どんどん強くなり、やっぱり最後は、一人で敵である悪の組織を壊滅させた。
はね返りの小娘が、急激に強くなるのは、あまりに説得力がないが、高校くらいまで体操で将来を嘱望されたなど、裏設定があるということにしておこう。まあ、ジージャーだから、そんなこと別にいいや。
悪の組織も技術者二人、用心棒二人、女ボス(ラスボスなので最強)という矮小なチームなのだが、まあいいや。
単身で下部組織に乗り込み、攫われた娘たちを救う時の、ダンサブルな泥酔拳。
複数に重なった釣り橋での、ワンチャイのようなアクション。
驚くべき背筋力から始まる最後の決戦。用心棒からラスボスまで一人で薙ぎ倒す。
やはり、この子は凄い。
トンスルみたいなのを飲み、泥酔拳仲間とお互いに侘びをいれるのが、中々感動的だ。ウゲー。
ただ、タイのアクションは、湿っぽくて暗い話が多いのが、いかんな。
お勧め度:☆☆☆★ 湿り度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆
レンタルDVD
チョコレート・ソルジャー RAGING PHOENIX [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- メディア: DVD
伝説のチョコファイ(俺が命名したが、誰も使っていない。「チョコレート・ファイター」)の後のジージャーの作品は、大阪での映画祭での公開後、DVDスルーにされてしまった。邦題にはチョコレートをつけているが、二作品のストーリーにはなんら関係はない。
冒頭のジージャーは、金持ちながらスポイルされている孤独な娘で、しかも男にふられて酒をラッパ飲み、酩酊状態のところ悪の組織に誘拐されそうになるも、謎の男に助けられるが、ベロベロのため男に嘔吐物をひっかける始末と、どうなることかいなという状態。
しかし、謎の男とそのチームから泥酔拳という酔拳を強化したようなものをあっという間に習得してからは、どんどん強くなり、やっぱり最後は、一人で敵である悪の組織を壊滅させた。
はね返りの小娘が、急激に強くなるのは、あまりに説得力がないが、高校くらいまで体操で将来を嘱望されたなど、裏設定があるということにしておこう。まあ、ジージャーだから、そんなこと別にいいや。
悪の組織も技術者二人、用心棒二人、女ボス(ラスボスなので最強)という矮小なチームなのだが、まあいいや。
単身で下部組織に乗り込み、攫われた娘たちを救う時の、ダンサブルな泥酔拳。
複数に重なった釣り橋での、ワンチャイのようなアクション。
驚くべき背筋力から始まる最後の決戦。用心棒からラスボスまで一人で薙ぎ倒す。
やはり、この子は凄い。
トンスルみたいなのを飲み、泥酔拳仲間とお互いに侘びをいれるのが、中々感動的だ。ウゲー。
ただ、タイのアクションは、湿っぽくて暗い話が多いのが、いかんな。
お勧め度:☆☆☆★ 湿り度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆
新少林寺/SHAOLIN [亜州映画☆☆☆★]
2011年11月27日(日) 18:40~ TOHOシネマズ川崎2
料金:0円(シネマイレージカード ポイント利用) パンフレット:未確認
『新少林寺/SHAOLIN』公式サイト
新とあるように李連杰の「少林寺」のリメイクではない。主人公は、オッサンであるアンディ・ラウだし。が、何に対する新なのかは知らない。ちなみに、李連杰の「少林寺」を観ていなかったりする。空手映画好きの癖に。
本作は、殺戮征服三昧だった将軍が改心し、殺戮征服三昧の元部下と戦う話。古典的なテーマでありがちな気もする。特に代表的なものが思い浮かばないが。
が、この極めてオーソドックスなスタイルが何とも昔の娯楽映画の重厚さでいい。
熊欣欣さんなど、アクションの人も忠実しているので、それも素晴らしい。アンディ・ラウは、カンフーのイメージがあまり無いが、あの「マッスルモンク」はじめ多数に出演しているので、熊さん以外とはほぼ遜色ない技を披露。ニコラス・ツェーのアクションは、既に信頼すべきものであり、今回は奴にしては珍しく悪役を熱演している。
ジャッキー・チェンは、少林寺の厨房係ということで、正統カンフーでないが、まるで「ベストキッド」のように、鍋や麺打ち棒(?)操作の応用で、小粋なアクションを少々披露。
全軍壊滅みたいな終わり方をするので、いまひとつカタルシスがないけれど、満足のいく一本だ。
熊欣欣さんは、全く衰えていないなぁ。
少林寺の一番弟子の人が、仁矢兄さんと大鎧状態で息絶えるのは感慨深い。気になる人は、「男大空 4 (MFコミックス)」をどうぞ。
「イップマン」のほうが好きだが、「孫文の義士団」とは同レベルに気に入った。
お勧め度:☆☆☆★ 壊滅度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
料金:0円(シネマイレージカード ポイント利用) パンフレット:未確認
『新少林寺/SHAOLIN』公式サイト
新とあるように李連杰の「少林寺」のリメイクではない。主人公は、オッサンであるアンディ・ラウだし。が、何に対する新なのかは知らない。ちなみに、李連杰の「少林寺」を観ていなかったりする。空手映画好きの癖に。
本作は、殺戮征服三昧だった将軍が改心し、殺戮征服三昧の元部下と戦う話。古典的なテーマでありがちな気もする。特に代表的なものが思い浮かばないが。
が、この極めてオーソドックスなスタイルが何とも昔の娯楽映画の重厚さでいい。
熊欣欣さんなど、アクションの人も忠実しているので、それも素晴らしい。アンディ・ラウは、カンフーのイメージがあまり無いが、あの「マッスルモンク」はじめ多数に出演しているので、熊さん以外とはほぼ遜色ない技を披露。ニコラス・ツェーのアクションは、既に信頼すべきものであり、今回は奴にしては珍しく悪役を熱演している。
ジャッキー・チェンは、少林寺の厨房係ということで、正統カンフーでないが、まるで「ベストキッド」のように、鍋や麺打ち棒(?)操作の応用で、小粋なアクションを少々披露。
全軍壊滅みたいな終わり方をするので、いまひとつカタルシスがないけれど、満足のいく一本だ。
熊欣欣さんは、全く衰えていないなぁ。
少林寺の一番弟子の人が、仁矢兄さんと大鎧状態で息絶えるのは感慨深い。気になる人は、「男大空 4 (MFコミックス)」をどうぞ。
「イップマン」のほうが好きだが、「孫文の義士団」とは同レベルに気に入った。
お勧め度:☆☆☆★ 壊滅度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
アジョシ [亜州映画☆☆☆★]
2011年9月17日(土) 16:25~ 丸の内TOEI②
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売り購入) パンフレット:未確認
『アジョシ』公式サイト
「グロリア」みたいに子供と逃避行をしながら守り続けるのかと思っていたのだが、悪の組織に角膜提供要員として攫われた子供を奪還するという話だった。寧ろ「96時間」式。「レオン」は観ていないので知らん。
一方的に弱っちいだろうちゅうイメージを抱いていたウォンビンなのだが、特殊部隊出身の設定に恥じない動きを見せる。同じような経歴の筈の先輩である「アイリス」のビョン吉とは大違いだ。ウォン・フェイフォンもトニー・ジャー(トム・ヤン・クン)もジージャー(チョコレート・ファイター)も真っ青の無敵ぶり。
そして、悪役が、近年稀なほどの厭らしい典型的悪役なので、憎らしくて素晴らしい。
ウォンビンの好敵手でベトナムの軍人という奴が出てくるのだが、こいつとの絡みを強化してくれたら、「男たちの挽歌」級の大傑作になっていただろう。
あれこれ言われている韓国のエンタテイメントだが、こういう物ならいつでも歓迎する。K-POPはいらねぇ。
想像していたより多くの客がいた。150~200人くらい。高齢のマダム多し。高齢マダムには、少しきついバイオレンスありだと思うのだが、「悪魔を見た」とかで慣れているのか。
お勧め度:☆☆☆★ バイオレンス度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売り購入) パンフレット:未確認
『アジョシ』公式サイト
「グロリア」みたいに子供と逃避行をしながら守り続けるのかと思っていたのだが、悪の組織に角膜提供要員として攫われた子供を奪還するという話だった。寧ろ「96時間」式。「レオン」は観ていないので知らん。
一方的に弱っちいだろうちゅうイメージを抱いていたウォンビンなのだが、特殊部隊出身の設定に恥じない動きを見せる。同じような経歴の筈の先輩である「アイリス」のビョン吉とは大違いだ。ウォン・フェイフォンもトニー・ジャー(トム・ヤン・クン)もジージャー(チョコレート・ファイター)も真っ青の無敵ぶり。
そして、悪役が、近年稀なほどの厭らしい典型的悪役なので、憎らしくて素晴らしい。
ウォンビンの好敵手でベトナムの軍人という奴が出てくるのだが、こいつとの絡みを強化してくれたら、「男たちの挽歌」級の大傑作になっていただろう。
あれこれ言われている韓国のエンタテイメントだが、こういう物ならいつでも歓迎する。K-POPはいらねぇ。
想像していたより多くの客がいた。150~200人くらい。高齢のマダム多し。高齢マダムには、少しきついバイオレンスありだと思うのだが、「悪魔を見た」とかで慣れているのか。
お勧め度:☆☆☆★ バイオレンス度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★
7級公務員 [亜州映画☆☆☆★]
2011年7月10日(日) 16:50~ キネカ大森2
料金:0円(Club-Cポイント利用) パンフ:1000円(!買っていない)
『7級公務員』公式サイト
キネカ大森 名画座 アジア映画特集。
キム・ハヌルのコメディに外れ無し。
トゥルーライズ状態のキム・ハヌルは、任務優先していたため、恋人にふられてしまう。
カナダに留学に行ったはずの元恋人の行き先は実はロシアで、何とキム・ハヌルと同じ組織の海外部門の研修のためだった。
帰国した男の部署と、キム・ハナルの部署は、同一の事件を担当しているが、ターゲットは違う容疑者だ。
部署が異なると同一組織でも要員の顔も名前も判らない組織なので、鉢合わせする二人であるが二人トゥルーライズ状態で、周囲を巻き込んでの騒動となる。
男が、当初余りに情けなく弱すぎることが少々気になること以外、欠点が見当たらない。
最後のオチが、安易に二人のその後なんかでなく、蔑ろにされて可哀想だなと思った奴を出してきたのだが、「何とこいつは、あれだったのか!」と、過去の映画に比較しても、相当にレベルの高い気の利いたものだった。
先輩と課長が、実は夫婦という設定でもあるかと思ったが、そこまでやり過ぎはなかった。
お勧め度:☆☆☆★ トゥルーライズ度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆
料金:0円(Club-Cポイント利用) パンフ:1000円(!買っていない)
『7級公務員』公式サイト
キネカ大森 名画座 アジア映画特集。
キム・ハヌルのコメディに外れ無し。
トゥルーライズ状態のキム・ハヌルは、任務優先していたため、恋人にふられてしまう。
カナダに留学に行ったはずの元恋人の行き先は実はロシアで、何とキム・ハヌルと同じ組織の海外部門の研修のためだった。
帰国した男の部署と、キム・ハナルの部署は、同一の事件を担当しているが、ターゲットは違う容疑者だ。
部署が異なると同一組織でも要員の顔も名前も判らない組織なので、鉢合わせする二人であるが二人トゥルーライズ状態で、周囲を巻き込んでの騒動となる。
男が、当初余りに情けなく弱すぎることが少々気になること以外、欠点が見当たらない。
最後のオチが、安易に二人のその後なんかでなく、蔑ろにされて可哀想だなと思った奴を出してきたのだが、「何とこいつは、あれだったのか!」と、過去の映画に比較しても、相当にレベルの高い気の利いたものだった。
先輩と課長が、実は夫婦という設定でもあるかと思ったが、そこまでやり過ぎはなかった。
お勧め度:☆☆☆★ トゥルーライズ度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆