海燕ジョーの奇跡 [日本映画☆★]
2022年3月28日
U-NEXT
奇跡なんて起こらない。しいて言えば軌跡がいいとこ。
『南へ走れ、海の道を!』と同時期に公開された、同じようなコンセプトの映画。これも公開当時興味を持ったが、これも、まあ、その時観なくて良かったよ。こちらは、牛若丸三郎太なる企業戦士になる前の時任がフィリピン人との混血のチンピラを演じ、暴走し逃走するも、狙撃されるという、身もふたもない話。元祖プッツン女優といわれる藤谷美和子の乳首くらいしか見どころがないのだが、三船敏郎筆頭に、意外に役者が豪華なのだが観る価値の無い駄作だ。これも、どういうことか原作が佐木隆三。もともと殺人百科収録の短編であるので、実話をもとにしているのだが、たいしたドラマでない。この当時の謎の沖縄ヤクザ映画ブームは、なんだったのだろう。
近頃亡くなった青大将こと田中邦衛さんの山本学とは似ても似つかないが、駄目な革命家崩れの親父は、まあまあだ。三船は魚を裁くだけという無駄遣い。
お勧め度:☆★ 奇跡度:★ 俺度:☆
本作も、岩城のそれと同じで松竹富士の配給作品。
時任の前は、裕作〈五代じゃなくて松田勇作な)で深作欣二監督だったそうだ。勇作が脚本にダメ出しして、企画は歿となった。勇作〈優作の間違いな)がやったらブラックレインの佐藤みたいに気持ち悪い男になったかな。
時任の代表作だが、バブル崩壊と日本の凋落と供に時任の人気もシュリンク。
そもそも当時は、24時間起きているだけで、戦ってなかったし。
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奇跡なんて起こらない。しいて言えば軌跡がいいとこ。
『南へ走れ、海の道を!』と同時期に公開された、同じようなコンセプトの映画。これも公開当時興味を持ったが、これも、まあ、その時観なくて良かったよ。こちらは、牛若丸三郎太なる企業戦士になる前の時任がフィリピン人との混血のチンピラを演じ、暴走し逃走するも、狙撃されるという、身もふたもない話。元祖プッツン女優といわれる藤谷美和子の乳首くらいしか見どころがないのだが、三船敏郎筆頭に、意外に役者が豪華なのだが観る価値の無い駄作だ。これも、どういうことか原作が佐木隆三。もともと殺人百科収録の短編であるので、実話をもとにしているのだが、たいしたドラマでない。この当時の謎の沖縄ヤクザ映画ブームは、なんだったのだろう。
近頃亡くなった青大将こと田中邦衛さんの山本学とは似ても似つかないが、駄目な革命家崩れの親父は、まあまあだ。三船は魚を裁くだけという無駄遣い。
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時任の前は、裕作〈五代じゃなくて松田勇作な)で深作欣二監督だったそうだ。勇作が脚本にダメ出しして、企画は歿となった。勇作〈優作の間違いな)がやったらブラックレインの佐藤みたいに気持ち悪い男になったかな。
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殺人百科 一(電子復刻版) 殺人百科(電子復刻版) (徳間文庫)
- 作者: 佐木隆三
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: Kindle版
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タグ:アクション
同時上映で観ました。(笑;)
懐かしい・・・!
by YaCoHa (2022-04-09 21:31)
YaCoHaさん
『南へ走れ、海の道を!』との二本立てですね?
うらやましいような。ご愁傷様というか、微妙なところです。
by バラサ☆バラサ (2022-04-14 10:54)