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捜査官X [亜州映画☆☆☆★]

2012年4月29日(日) 16:30~ 丸の内TOEI②
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売りを購入) パンフレット:未確認

『捜査官X』公式サイト

何ともセンスの無いタイトルだ。
金城がその捜査官Xらしいのだが、そのセンスのないタイトルから、現代劇かと思っていたが、清の末期の中国の話だった。

ドニーさんが、悪党二人にボコボコにやられながらも結局退治、死に至らしめる。ドニーさんが正統な闘いもせずの偶然勝利を治める訳が無いのだが、金城も同じ思いで、ドニーさんは逃亡中の殺人者(武道の達人)のどれかでないかと捜査を進める。
ドニーさんは、西夏の生き残りの蛮族の抜け忍みたいな奴であることが判明、同時に蛮族もドニーさんの居所を知ることになる。蛮族の首領は、なんとジミー先生で、ドニーさんの実父である。
ドニーさんは、蛮族を抜けるために、人を殺めてきた手はいらぬと、腕を切り落とし、片腕ドラゴン状態になる。
ジミー先生への敬意の表れだろうか。
そして、いよいよジミー先生との対決。

流石、黒社会のジミー先生は、迫力満点だ。「片腕ドラゴン」の頃の貧相な若者のイメージが微塵も無い。そして、当時笑止千万なクンフーだったジミー先生のアクションが、無敵の力強さとなっている。これは、ドニーさんのアクション演出のお蔭だろうけど。無敵のジミー先生は、ドニーさんでは倒せず、金城が足と首にやっとこ刺した針を通して、雷で感電死という決着。ジミー先生は、カンフーでは敵う者無しということだろう。

金城中心の前半のミステリー仕立ては退屈だが、後半の攻防戦はジミー先生を中心に素晴らしい出来だ。

お勧め度:☆☆☆★ 片腕ドラゴン度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆






映画データ
英題: 武侠
製作年: 2011年
製作国: 香港/中国
日本公開: 2012年4月21日
(新宿ピカデリー ほか)
上映時間: 1時間55分
配給: ブロードメディア・スタジオ
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル

スタッフ
監督: ピーター・チャン
脚本: オーブリー・ラム
撮影: ジェイク・ポロック / ライ・イウファイ
アクション監督: ドニー・イェン
美術: イー・チュンマン
音楽: コンフォート・チャン / ピーター・カム

キャスト
ドニー・イェン
金城武
タン・ウェイ
ジミー・ウォング
クララ・ウェイ


ジミー先生のへなちょこクンフー「片腕ドラゴン

1分11秒は必見!

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そして、「男たちの挽歌」と同じ原題の「ドラゴンVS不死身の妖婆」
http://youtu.be/0LT5fR1RSfc

ドニーさんの西夏での名前はタンロンだ。タンロンと言えば、



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