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青春の蹉跌 [日本映画☆☆☆]

2012年1月8日(日) 15:00~ 銀座シネパトス1
料金:1300円

青春の蹉跌

銀座シネパトスの「萩原健一 映画祭」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
法学部の学生・賢一郎は司法試験に合格、伯父の娘と婚約するなど、エリートとしての階段を着実に登っていた。そんな矢先、家庭教師先の教え子で、体の関係のあった登美子から妊娠を告げられる。神代監督との初タッグにして、邦画史に残る傑作のひとつ。
<引用終り>

かおりさんが演じる登美子だが、ある職種に従事する女で、健一はヒモに違いないと睨んだのだが、かおりさんが「合格したよ。」とか、何言ってんだよと思ったら、かおりさんは高校生で、短大に合格したという設定だった。
かおりさんが、健一を「先生」と呼ぶのは、司法浪人への当てつけかと思ったのだが、家庭教師かよ。
で、健一は、アメリカン・フットボールのタイトエンドで、学生の間に司法試験にパスする超エリートだった。

最後。1年前にマカロニとして殉職した健一だが、フットボールの試合中、かおりさん殺害の容疑で長さんに逮捕されそうになる。しかし、長さんの「ちょっと。」の声を無視し、試合に出続ける。すると、ボールを受けてタッチダウン目指すも、四方八方からタックルを受け、倒れた時に首の骨を折って死亡。映画終了。
遊び呆けていて、トレーニングを怠っているからだ。トレーニングをしている場面は、冒頭に柱に肩をぶつけるだけ。

ついでに、かおりさんの腹の子供は、健一種で無かった。

虚しい。

檀ふみさんは、昔から容姿は微妙だが、良家の子女の雰囲気があるな。

お勧め度:☆☆☆ 虚しい度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆




原作

青春の蹉跌 (新潮文庫)

青春の蹉跌 (新潮文庫)

  • 作者: 石川 達三
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/05
  • メディア: 文庫



音楽は、これも井上尭之。

井上尭 映画音楽の世界 雨のアムステルダム-青春の蹉跌・蔵王絶唱-(紙ジャケット仕様)

井上尭 映画音楽の世界 雨のアムステルダム-青春の蹉跌・蔵王絶唱-(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ディウレコード
  • 発売日: 2009/03/06
  • メディア: CD




映画データ
キャスト(役名)
萩原健一 (江藤賢一郎)
桃井かおり (大橋登美子)
檀ふみ (田中康子)
河原崎建三 (三宅浩一)
赤座美代子 (北条今日子)
荒木道子 (賢一郎の母悦子)
高橋昌也 (田中栄介)
上月左知子 (田中君子)
森本レオ (小野精二郎)
泉晶子 (小野孝子)
くま由真 (大橋幸吉)
中島葵 (大橋兼子)
渥美國泰 (安部教授)
北浦昭義 (フットボール部監督)
山口哲也 (刑事)
加藤和夫 (刑事)
下川辰平 (部長刑事)
久米明 (産婦人科医)
歌川千恵 (産婦人科看護婦)
中島久之 (山本)
芹明香 (シンナーの少女)
堀川直義 (試験老人)
守田比呂也 (試験若者)

スタッフ
監督 神代辰巳
脚本 長谷川和彦
原作 石川達三
製作 田中収
撮影 姫田真佐久
美術 育野重一
音楽 井上尭之
録音 原島俊男
照明 金子光男
編集 山地早智子
助監督 瀬川淑
スチール 中尾孝


タグ:青春映画
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