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127時間 [外国映画☆☆☆★]

2011年6月20日(月) 18:45~ TOHOシネマズ川崎3
料金:0円(シネマイレージカード ポイント利用) パンフレット:未確認

『127時間』公式サイト

崖の隙間で岩に手を挟まれ動けなくなった男。
まるで「オープン・ウォーター」や「フローズン」のような設定だが、あちらはホラーテイストに対して、こちらは実話をベースにした人間賛歌だ。

ホラーで無いので、鳥が襲い掛かるとか虫が襲い掛かるとかの描写は無いので、どうやって間を持たせるのか、過去シーンでも大量に入れるのかと思っていた。実際、予告でのお姉さん二人を案内しているのは、過去シーンなのかと思っていたし。

実際のところ、過去シーンの扱いは、まどろんでいる時の回想シーンであり、短く効果的な使い方だ。主人公の真情の変化に合わせて、効果的に使われているので、全体として間が持たないところは無く、グイグイと見せてくれる。
ちなみに、予告でのお姉さんたちへのガイドは、事故に遭うほんのちょっと前。
あと'Whoops!'は、挟まれた瞬間に出した言葉かと思っていたが、その瞬間はそんなに余裕かましていなかった。もっと別のところで、「なるほど!」というところで使われている。

クライマックスは、「ソウ」のアレより肩に力が入る。スプラッタと違って笑いに昇華できない。
途中、色々試行錯誤するので、壊死作戦でポキッ狙っているのかとも思ったが、甘かった。
気の弱い人は、目を瞑っていよう。
上映終了後、「気を失った。」とか語っている人いたし。

関係ないけど、「ブラック・ジャック」で、山の穴で手の抜けなくなった男のエピソードがあったような気がするのだが・・・。
(「ブラック・ジャック 127時間」で検索したら、「ブラック・ジャックへよろしく」127話無料配信の情報入手。「海猿」に続き、太っ腹な先生。)

お勧め度:☆☆☆★ 生命力度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★







127時間 (小学館文庫)

127時間 (小学館文庫)

  • 作者: アーロン・ラルストン
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/04/06
  • メディア: 文庫



英題: 127HOURS
製作年: 2010年
製作国: アメリカ/イギリス
日本公開: 2011年6月18日
(TOHOシネマズシャンテ シネクイントほか)
上映時間: 1時間34分
配給: 20世紀フォックス /ギャガ(宣伝)
カラー

スタッフ
監督・脚本: ダニー・ボイル
原作: アーロン・ラルストン
脚本: サイモン・ボーフォイ

キャスト
ジェームズ・フランコ


主役の奴、色々な映画で見ている筈なのだが、あまり印象に残らない奴だった。
が、本作では、ほとんど一人の単独演技、たいした奴だ。

言及した作品。

オープン・ウォーター [DVD]

オープン・ウォーター [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



フローズン [DVD]

フローズン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



SAW ソウ DTSエディション [DVD]

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD


鋸ギコギコ。


タグ:人間ドラマ
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コメント 2

non_0101

こんにちは。
あのシーンの衝撃は想像を超えていました~
私の斜め前に座っていた女性は、本当に気を失っていて
それもびっくりでした。
見ごたえのある作品でした☆
by non_0101 (2011-06-22 08:32) 

バラサ☆バラサ

>non_0101さん

ホラーでは失神者がでないのは、ホラー慣れしている客ばかりであるからで、本作は、ホラーでなく、しかもホラーよりエグイので、全国で失神者続出かもしれませんね。

上映終了後、かなり疲れました。

by バラサ☆バラサ (2011-06-24 18:36) 

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