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図々しい奴 [日本映画☆☆☆]

2010年12月2日(木) 11:00~ 銀座シネパトス3
料金:5000円(名画座回数券購入)


図々しい奴 [DVD]

図々しい奴 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD



銀座シネパトスの「虹を渡って来た男 谷啓ガチョーン伝説」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
孤児の戸田切人の怪童ぶりに魅せられた旧岡山城伊勢田家当主は彼を引き取り育てる。大人になり羊羹屋に就職した切人はその図太さと斬新なアイデアで評判の羊羹を当てるが・・・。谷啓が体当たりで初主演した爆笑喜劇。
<引用終り>

今年急追した谷啓先生の作品の特集上映が始まった。土日に上映されない組み合わせもあるが、谷啓休暇、谷啓半休などを駆使して対応することに決定。本日は、一回目の谷啓休暇だ。

この作品の存在を知らず、事前の情報もカットしたので、何の知識もなしに鑑賞。

クレイジーみたいに、図々しいサラリーマンを谷啓が演じるのかと、勝手に想像していたら、何と原作は柴田錬三郎、昭和初期から戦争までの立志伝物語だった。

谷啓先生の味が出ているので、主役の切人は、ちっとも図々しい奴で無い、少しとぼけた野郎だ。

佐久間良子に欲情した左ト全公爵をボコボコにするところなんか、先生らしくやはりとても可愛い。

羊羹屋で財産を築くが、食中毒騒ぎを起こして倒産、一文無しになり、最後は出征して終了。「第一部終了」となっていたので、当初から続編が想定されていたのか。

修行先の羊羹屋は虎屋(現とらや?)。佐久間良子は、虎屋のお嬢さんという設定。

お勧め度:☆☆☆ 立志伝度:☆☆★ 俺度:☆☆☆





図々しい奴 全

図々しい奴 全

  • 作者: 柴田 錬三郎
  • 出版社/メーカー: 光風社出版
  • 発売日: 1979/07
  • メディア: 単行本









タグ:コメディ
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