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ナイト&デイ [外国映画☆☆☆]

2010年10月18日(月) 21:50~ TOHOシネマズ日劇1
料金:1250円(チケットフナキで前売り購入) パンフレット:600円(買っていない)

『ナイト&デイ』公式サイト

巻き込まれ型スリラー。スリラーというよりアクションで、ラブ・コメディ。

話としては、「エクスペンダブルズ」級にテキトーでペラくて中身が無い。少しばかり込み合っているけど。そして、緊張感の欠片も無い。

一番の欠点は、到底不可能であろうというアクションを、キャメロン・ディアスが薬で眠らされて朦朧としているということで、彼女視点の映像にして省略しまくるところだ。危機に陥ると気を失い、次の危機に。
これは最後のオチに繋がるものでもあるが、むしろ手抜きの言い訳のような感が否めない。逆さづりからの脱出方法が皆目検討がつかない。

どちらかの役者のファンであれば、観ていて楽しいだろうが、それ程でもない人には、かなりどうでもいい作品だ。

しかし、これ程評価が低くなるのは、多分に俺好みの大バカ映画「エクスペンダブルズ」を、この直前に観てしまったせいであろう。
一番の問題は、キャメロン・ディアスという女優が、あまり好きでないということか。「メリーに首ったけ」では素敵だったのだが・・・

ただ、この二人の前の共演「バニラ・スカイ」の1万倍は面白い。

そう言えば、クライマックスのスペインでの闘牛含めたチェイスは凄いよ。
何故か予告編と本編のこのシーン、キャメロン・ディアスの台詞が微妙に異なっている。

お勧め度:☆☆☆ 闘牛はCG?度:☆☆☆ 俺度:☆☆★




巻き込まれ型の傑作

走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)

走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)

  • 作者: 大沢 在昌
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/03/13
  • メディア: 文庫



涙はふくな、凍るまで (講談社文庫)

涙はふくな、凍るまで (講談社文庫)

  • 作者: 大沢 在昌
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/10/16
  • メディア: 文庫



映画データ
英題: KNIGHT AND DAY
製作年: 2010年
製作国: アメリカ
日本公開: 2010年10月9日
上映時間: 1時間49分
配給: 20世紀フォックス映画
カラー

スタッフ
監督: ジェームズ・マンゴールド
脚本: デイナ・フォックス / スコット・フランク

キャスト
トム・クルーズ
キャメロン・ディアス
マーク・ブルカス
マギー・グレイス


タグ:アクション
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コメント 2

non_0101

こんにちは。
この作品、もしかしたら女子向き映画なのかも知れませんね~
あの緊張感の無さが気に入ってしまいました(^^ゞ
by non_0101 (2010-10-24 10:45) 

バラサ☆バラサ

>non_0101さん

男子映画筆頭と言われる007でも、ロジャー・ムーアのは緊張感の欠片もありません。

結構酷評になっているのは、緊張感が無いからでなく、単に「エクステンダブルズ」の後に観たからだと思われます。
by バラサ☆バラサ (2010-10-24 22:11) 

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