この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
魔女の笑窪 [書籍]
大沢在昌先生作品。主人公は、14歳の頃、実の祖母に売り飛ばされた地獄島を抜け出し、何やら闇の商売をしている30半ばの女性。先生がたまに書く女ハードボイルドだ。
10年くらい断続的に連載している連作短編だが、最後のほうは地獄島を中心に話が進む。
文章力がおちているのか、やっつけ仕事でテキトーに書いたのか、はたまた俺の読解力の欠如か、ところどころ意味がわからない文章がある。前後ろをいったりきたりして、なんとか理解できる始末だ。
「新宿鮫」の新作も「~狩人」の新作も読んでいないが、先生に衰えがないのか心配である。
それなりに面白い小説ではあるが、先生の秀作に比較するとかなり劣る。
本作も新作が出版されている。
お勧め度:☆☆★ 文章不明度:☆☆☆ 俺度:☆☆★
先生の女ハードボイルドもの↓
コメント 0