ワールド・オブ・ライズ

2009年1月4日（日）　16：00～　丸の内ピカデリー１
料金：1300円（プレイガイドで前売りを購入）　パンフレット：600円（小さい！買っていない。）

『ワールド・オブ・ライズ』公式サイト

テロリストを捕らえようとしているＣＩＡの本部のボス（ラッセル・クロウ）、現場の部下（ディカプリオ）。テロリストのリーダーを捕まえるために味方も欺く嘘をつき、罠にはめようとするのだが・・・

騙しあいな作品で、最後のオチは読みきれなくて、ちょいとばかりビックリした。しかし、途中のＣＩＡの仕掛ける罠である作戦があまりに杜撰、あまりの頭の悪さなので呆れてしまい、いまひとつ物語に乗り切れなかった。あのような作戦を立案する奴は、無能であるとしか言いようが無い。作戦の失敗は容易に予想できた。その原因も。ＣＩＡがあんなに阿呆だと思えないので、脚本が頭悪いんだろうけど。

まあ、その点は、それ程目くじら立てるほどのこともない（て、十分ケチつけているが）。それなりによく出来た娯楽映画だとは思う。

椅子にふんぞり返るラッセル・クロウが、「うるせえ！デブ」とか言われて、ディカプリオに蹴られて、ひそっくり返る場面は爆笑。

ＣＩＡのエージェントの癖に、尋常じゃないほど拷問耐性がないディカプリオには苦笑。過去のヒーローに例が無いほどギャーギャー喚く。（「シューテム・アップ」比）
あんな目にあったら、あの程度ではすまん位に、俺はギャーギャー喚くだろうけど。

お勧め度：☆☆★　ラッセル　デブ度：☆☆☆☆　俺度：☆☆★

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↑どんどんデブになっていく。

↓映画の原作

ワールド・オブ・ライズ (小学館文庫)

• 作者: デイヴィッド イグネイシアス
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2008/11/07
• メディア: 文庫

タグ：スリラー

コメント 7

ラッセルの無能な采配は、アメリカの政治上層部そのものじゃないでしょうか。現場を知らず、本能のままに動く。ま、CIAがそんなに馬鹿とは思えませんね。確かに。
娯楽作品としては、上の下だったと思います。
by クリス (2009-01-06 21:24) 

こんばんは。
どんな嘘なのだろうとドキドキして見ていたら、
ディカプリオと一緒にすっかり騙されました（笑）
> ディカプリオに蹴られて、そっくり返る場面
途中までそんなに太らなくても…と思っていたのですけど
この人はこのシーンのために太らされたのかなあと納得でした(^^ゞ
by non_0101 (2009-01-07 00:02) 

＞クリスさん
そう考えると、ラッセルの無能な采配は、アメリカの政治上層部への嫌味なのかもしれないですね。おっしゃる通り、上の下という感じです。

＞non_0101さん
ラッセル･クロウは、「グラディエーター」の面影がありませんね。本当にジェームス・ボンドの候補にあがったんだろうか？

by バラサ☆バラサ (2009-01-07 19:10) 

まいどどうもです
CIAは賢そうにしてますが実はアホじゃないかと思いますね
ハイテクに頼りすぎな印象を誇張してた気がしますが
ラッセルはこんな役でも上手くこなしてますね
感心しちゃいましたです
by くまんちゅう (2009-01-12 01:33) 

＞くまんちゅうさん
ハイテクに頼りすぎですね。諜報員が少なすぎです。

ラッセルは、本当におっさんになりました。役作りで太ったらしいのですが・・・
by バラサ☆バラサ (2009-01-12 17:30) 

ＴＢ＆コメントさせてもらっちゃいますねぇ～。
ラッセル・クロウの演出ですが、
「俺が若い頃だったら、お前なんか・・・」
って凄くリアルですよねｗ
ラッセルの若い頃って随分やんちゃだったらしいのでｗ

　二人の掛け合いが面白い良質の映画だったと思います。
by oguogu (2010-08-01 00:03) 

＞oguoguさん

ラッセル・クロウは、今でも酔っぱらって記者とかぶん殴っていませんでしたっけ。
メル・ギブソンよりはマシか・・・。
by バラサ☆バラサ (2010-08-03 03:28)