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網走番外地 望郷篇 [日本映画☆☆★]

11月12日(水) 13:00~ キネカ大森1
料金:1000円 プログラム:非売(高倉健主演の1970年以降のものが多数売られていた。「野生の証明」など)


網走番外地 望郷篇

網走番外地 望郷篇

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD



不定期名画座―キネカの観方―第3弾。高倉健主演の「網走番外地」シリーズ。

シリーズ第三作。

舞台は、長崎へ。
第一作の鬼寅親分と同じ顔をした旭組の親分のからみで主人公の橘真一は、網走に務めたらしい。
旭組を亡きものにしようとする安井組の第一作に出てきた網走の牢名主と瓜二つの顔の親分を刺したため。
一方、第一作の大槻こと田中邦衛は、今回も大槻として出演も憤死。(しかし、次作では復活しているらしい。)

分かり難いな。
第一作 舞台:網走 橘真一:高倉健 鬼寅:アラカン 牢名主:安部徹 大槻:田中邦衛
第三作 舞台:長崎 橘真一:高倉健 旭組組長:アラカン 安井組組長:安部徹 大槻:田中邦衛

シリーズが同じ次元だとすると、
健さん(橘)は、アラカン(旭組)のために安部(安井組)を刺し、網走刑務所服役となった。(三作目の前日談。言葉でのみ説明)
網走に行ったら、安部が牢名主で、健さんのピンチにアラカンが活躍する。(一作目)

このシリーズは、キャラクターを使い回ししているパラレル・ワールドな作品なんだろうか?

耐えて、堪忍袋の緒が切れて、殴りこみという古典的な任侠スタイル。ここでの橘真一こと健さんは、一作目同様にわりと寡黙な男だ。

殴り込みで、3人しか切らないのには、ガックリしたぜ。

お勧め度:☆☆★ パラレル度:☆☆ 俺度:☆☆☆


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