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太陽の坐る場所 [日本映画☆☆]

2014年10月4日(土) 21:00~ TOHOシネマズ川崎1
料金:1300円(レイトショー) パンフレット:未確認

太陽の坐る場所
今回の唯一の収穫

『太陽の坐る場所』公式サイト

響子と今日子のライバル対決、立場が代わり、再逆襲の罠を張るとかの、ドロドロしたものと思いきや、メインは女子高生の陰湿なグループ行動の話だった。しかし、その辺りの陰湿さの描写は甘い。
そして、百恵の息子は、同級生のスカート盗む陰湿は変態野郎。

画像の娘が水川あさみ(響子)を憎むようになるのは、百恵の息子がスカートを盗むのが発端だが、30近くになっても保存していたのに、誰にもばれることもなく、転勤の時に一般ゴミで出してしまった。何の解決も無し。

画像の娘が成人してからは、異常に木村文乃(今日子)に嫌われているのだが、その理由が釈然としない。嫌われている方も「あの子、何か誤解している。」程度の認識。このエピソードも単発で、何の処理もなし。百恵の息子、「誤解を解いておいて」の頼みを無視。

原作の小説では、水川あさみの役の下の名前は明かされていなく、キョウコが二人いることを読者に明かさず話を進めているのか(読んで無いからWikiの情報から類推)、思い切り脚色しているように思われる。

その脚色効果が、逆に働いて、人間関係がなんだか判らない状態になっている。

お勧め度:☆☆ スカート泥棒度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆






映画データ
製作年:
2014年
製作国:
日本
日本公開:
2014年10月4日
(有楽町スバル座 ほか)
上映時間:
1時間42分
製作プロダクション:
ムスタッシュ
企画協力:
文藝春秋
配給:
ファントム・フィルム
カラー

スタッフ
原作: 辻村深月
監督: 矢崎仁司
脚本: 朝西真砂
主題歌: 藤巻亮太

キャスト
水川あさみ
木村文乃
三浦貴大
森カンナ
鶴見辰吾


画像の娘は、山谷花純。森カンナの高校時代役。

原作

太陽の坐る場所 (文春文庫)

太陽の坐る場所 (文春文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: 文庫



太陽の坐る場所 (文春文庫)

太陽の坐る場所 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: Kindle版



原作者は、「ツナグ」も書いていた。映画の記事

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/08/27
  • メディア: 文庫



タグ:ミステリー
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