リンカーン弁護士：ダイターンクラッシュ！！：So-net blog

	ブログをはじめるログイン

リンカーン弁護士　[外国映画☆☆★] [編集]

2012年7月22日（日）　16：40～　TOHOシネマズららぽーと横浜プレミアスクリーン
料金：0円（フリーパスポート）

『リンカーン弁護士』公式サイト

フリーパスポート16本目。

不正を暴く熱血弁護士あるいは、アル中の弁護士が奮闘するとかの感動物かと思っていた。リンカーンとか名乗っているし。

しかし出て来た男は、何やら尊大な奴である。
乗っている車がリンカーンだ。リンカーンを事務所替わりにしている弁護士だった。

で、話はミステリー。

登場人物が多く、役割が多岐に渡っているのに、強引に纏めている感があり、冷静に整理が必要となる。
強引で説明不足の感があるのに関わらず、一方、法廷が舞台になるまでの前半は退屈だ。

ということで、原作は面白そうなのだが、映画は少々残念な出来だ。
前半は登場人物を削ってタイトに、法廷は力を入れてくれれば良かったと思うぞ。

悪党のキャラが弱いのも問題か。

オープニングのクレジットにマイケル・パレの名前があったが、全く気が付かなかった。
とある刑事役だそうなのだが、観終わっても判らん。そんな役の奴いたっけという状態。

お勧め度：☆☆★　法廷度：☆☆★　俺度：☆☆★

原作。上下巻だ。脚色に失敗でないの。

リンカーン弁護士（上） (講談社文庫)

作者: マイクル・コナリー
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2009/06/12
メディア: 文庫

リンカーン弁護士（下） (講談社文庫)

作者: マイクル・コナリー
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2009/06/12
メディア: 文庫

シリーズ2作目。

真鍮の評決　リンカーン弁護士　（上） (講談社文庫)

作者: マイクル・コナリー
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2012/01/17
メディア: 文庫

スタ公の映画の原作か！？と思ったら、

ナイトホークス〈上〉 (扶桑社ミステリー)

作者: マイクルコナリー
出版社/メーカー: 扶桑社
発売日: 1992/10
メディア: 文庫

全く別物だった。映画のほうが古い。
こちらの右側の目が逝っている人は、レプリカントにもヒッチャーにもなる前のハウアー先生。既に狂気。

ナイト・ホークス [DVD]

出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
メディア: DVD

映画データ
英題： THE LINCOLN LAWYER
製作年： 2011年
製作国：アメリカ
日本公開： 2012年7月14日
(丸の内ピカデリーほか)
上映時間： 1時間59分
配給：日活
カラー/35ミリ/シネマスコープ/ドルビーデジタル

スタッフ
監督：ブラッド・ファーマン
原作：マイクル・コナリー
脚本：ジョン・ロマーノ
製作：シドニー・キンメル / リチャード・ライト / スコット・スタインドーフ / トム・ローゼンバーグ / ゲイリー・ルチェッシ
製作総指揮：エリック・ライド / デヴィッド・カーン / ブルース・トール
撮影監督：ルーカス・エトリン
プロダクションデザイン：シャーリーズ・カーデナス
編集：ジェフ・マカヴォイ
衣装：エリン・ベナッチ
音楽：クリフ・マルティネス

キャスト
マシュー・マコノヒー
ライアン・フィリップ
マリサ・トメイ
ウィリアム・H・メイシー
ジョシュ・ルーカス
ジョン・レグイザモ
マイケル・ペーニャ
ボブ・ガントン
フランシス・フィッシャー
ブライアン・クランストン
他

マシュー・マコノヒー、この弁護士でデビュー