レインツリーの国 [書籍]
ネットで始まる恋。
インターネット以前のパソコン通信で知り合って結婚した連中を二組知っているから、まあ今に始まったことでもないし、それ程珍しいこともない。
ただ、この作品では言葉と文章というものが大切にされている。
ほとんどがメールのやりとりで、全編が進む。
関西人の主人公が、メールでも関西弁を駆使するのが、その厚かましさに最初はどうかと思うが、逆に厚かましいが故に好感の持てる男なので、まあ、そのうちに気にならなくなる。
しかし、この主人公以外で、5,6年以上東京生活をしていて、関西弁を使い続ける人間を一人しか知らない。鷲山というナイスガイを除いて。「ホンマ」
お勧め度:☆☆☆ ネット度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆
作者、男だとばかり思っていた。他の読んだことないし。
阪急電車の映画は観たよ。
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