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4デイズ [外国映画☆☆]

2011年9月25日(日) 19:00~ TOHOシネマズららぽーと横浜5
料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認

『4デイズ』公式サイト

TOHOシネマズのフリーパスポート鑑賞。10本目。


取りあえず観ている最中は退屈することはないが、何をしたかったのか謎な映画だ。

元デルタフォースの爆弾のスペシャリスト。アラブの名前に改名し、アメリカの3都市に核爆弾を仕掛けたとビデオで声明を残す。4日後の金曜日の正午に爆発するよ。
テロリストへの尋問は、拷問も行われるとのことを知った上で、何故か防犯カメラの前で30分ほど立ち尽くし、わざと捕まる犯人。
政府に雇われてやってくるのは、尋問のプロのサミュエルLジャクソン。尋問というより拷問なのだけど。
一生懸命拷問に励むサミュエルだが、犯人は爆弾の場所の在り処を教えるための要求さえしない。わざわざ拷問に耐えて、明日になったら言うってどういうこと。
要求が出された。しごくまともな事だから呑めよ。と言うサミュエル。政府は呑まない。で、拷問再開。
拷問もレベルがあがり、FBIのキャリー・アン・モスに泣きつく。狂言だったのだ、と。証拠を見せろというキャリー・アン・モスだったが、証拠は、ショッピングモールでの爆弾事件だった。53人死亡。
狂言でなかった。おかげで、拷問が止まって体が休めぜたと言い放つ犯人。泣きついたのは時間稼ぎだったのだ。
思いもよらぬ拷問を行うとサミュエル。まず犯人の女房を血祭り。続いて子供に手をかけようとするが・・・。

サミュエルの仕事はアレだし、犯人が拷問されるの判っていてわざと捕まるとか、究極の変態プレーかよ。
まったく、何をしたかったのか判らん作品だ。

アメリカ側に、拷問に屈しないで、爆破を遂行することで、無力感を味あわせたかったのかね。

拷問シーンは、「ホステル」とかと異なり直接的な描写は無く、キャリー・アン・モスが、'Oh! My god.'とか言っているシーンに置き換わるので、思ったほどの痛みは感じない。

DVDスルーとなったアメリカ版と日本公開版では結末が違うと言う。

お勧め度:☆☆ ホステル度:☆★ 俺度:☆☆






映画データ
英題: UNTHINKABLE
製作年: 2010年
製作国: アメリカ
日本公開: 2011年9月23日
(銀座シネパトス ほか)
上映時間: 1時間37分
配給: ショウゲート
カラー

スタッフ
監督: グレゴール・ジョーダン
脚本: ピーター・ウッドウォード
プロデューサー: カルデコット・チャブ

キャスト
サミュエル・L・ジャクソン
キャリー=アン・モス
マイケル・シーン
スティーヴン・ルート


ちなみに「ホステル」



ホステル コレクターズ・エディション 無修正版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



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ふじき78

こんちは。

宗教的な聖戦では、自分が失う物が多いほど、神の為に尽くした事になるので、我と我が身を異教の悪魔に委ねてと考えると、ヒロイズムが成立する気がします。妻や子供までを人身御供に出す気はなかったみたいですが。

拷問と言う手段を使わざるを得ない相手の神への愚弄と、それを超越する事での、自分の神の優位を証明しようとしている、そうも見えます。
by ふじき78 (2011-09-27 00:24) 

バラサ☆バラサ

>ふじき78さん

なるほど、彼にとってはジハードなのですね。

by バラサ☆バラサ (2011-10-01 14:15) 

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