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華魁 [日本映画☆★]

9月10日(木) 21:00~ 銀座シネパトス1
料金:0円(回数券使用)


華魁 [DVD]

華魁 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



名画座宣伝した銀座シネパトスの「谷崎×エロス×アヴァンギャルド 美の改革者 武智鉄二全集」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
谷崎潤一郎の「人面疽」に原作を求めた絢爛たる風俗絵巻。”武智歌舞伎”創始者たる武智鉄二が「白日夢」を超えるスケールで描くハードコア大作。美醜表裏一体となった妖しくも激しい”愛”を華麗にして生々しい”性”を背景に描いた。
<引用終り>

公開当時、主役のネエチャンの顔を見て、面白い顔だなと思った。何かで見たこともあるとも。
その疑問は、近年大槻ケンジが解決してくれた。「ウルトラマン」に似ている。

バカ映画とも評判が高く、ウルトラマンの活躍にも興味があり、観に行ったのだが・・・

ウルトラマンの人は、長崎の人気の花魁。うだつの上がらない北斎の春画売りと仲がいい。
ウルトラ太夫の白い肌に惚れた彫師、クロロホルムをかがせ刺青を彫ろうとする。既に前科あり。
多分下絵の段階で救出に成功した春画売りだが、警察に追われる身になったらしい、駈け落ちを持ちかける。
ウルトラ太夫のお得意さんの異邦人の荷物としてアメリカに渡ろうとする二人。
廓からは抜け出すが、途中、彫師一党に見つかり、春画売りは殺されてしまう。
怪我をおってしまったが、異邦人の助けもあり、一人荷物に身を隠し船に乗り込むウルトラ太夫。
何と右ひざの怪我が、人面瘡になる。勿論浮かび上がるのは、春画売りの兄ちゃん。重ね撮りの特撮がしょぼい。
さて、船を降りたウルトラ太夫だが・・・

ここまでの、前半の80%くらいが、ナニのシーン。なんせハードコア大作だからな。勿論、80%の90%がウルトラ太夫の出番だ。
この前半は、猛烈に退屈だ。中学生でも喜ばないぞ。

後半は一転、人面瘡が活躍することとなり、あまりの阿呆臭さに失笑を禁じえない。
こんな映画で熱演する異邦人たち(太夫の亭主、牧師)には、同情を禁じえない。
いや、ここら辺は面白かった。

最後は、大団円、ウルトラ太夫と異邦人の亭主の絡みが延々と続く。「早く終わんねーかなーぁ」

お勧め度:☆★ M78星雲度:☆☆☆★ 俺度:☆★

ショワッチ↓
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タグ:成人映画
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