2009年11月14日(土) 20:10~ TOHOシネマズ日劇1
料金:0円(1ヶ月フリーパス) パンフレット:未確認

『ゼロの焦点』公式サイト

フリーパス鑑賞13本目。

松本清張生誕100年記念作品だそうだ。松本清張の小説は、「点と線」しか読んだことが無い。

松本清張と言えば、地味な刑事が事件の謎を解くという印象があるのだが、これは新婚早々に亭主に失踪された妻が謎を解いていくというもの。
実際は、身勝手な男が周囲の女性に迷惑をかける話だった。

木村多江は、幸薄そうな顔をしているので、まさに適役。
中谷美紀は、能面のような表情が素晴らしい。是非、ホラーの暴れるほうの役を演じてほしい。髪の毛が短いが、座敷女のオファーをしてもいいくらいだ。
広末涼子は、目の下が凄いことになっている。

西島秀俊は、ほとんど活躍なし。

鹿賀丈史演じるエキセントリックな社長のあの行動理由が判らない。何故だ。

最初の一時間が至極退屈なんだが、謎解きの後半は中々面白くなる。

それしても、話との接点が皆目検討がつかないタイトルだ。

お勧め度:☆☆☆ だめんず度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆