2009年10月13日(火) 18:40~ シネマヴェーラ渋谷
料金:1000円(会員料金)



今年6月に急追したアクション映画の雄・長谷部安春監督の特集上映。シネマヴェーラの「追悼、長谷部安春」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
新興都市K市に進出してきた大組織・誠心会によって、地元のやくざ・秋庭一家は壊滅状態に追い込まれる。秋庭一家の代貸・手塚(宍戸錠)は、何とか生き残ろうと策を講じるが…。宍戸錠と藤竜也が血まみれの身体で殴りこみにゆく凄絶なラストは東映実録路線の登場を予感させる。後に哀川翔・宍戸開主演のVシネとして長谷部本人がリメイクした。
<引用終り>

ちらしには、「組織暴力 流血の抗争」とあるが、映画のタイトルでは「流血の抗争」としか書かれていない。リメイクされたVシネマは「組織暴力 流血の抗争」のタイトル。フィルムセンターでの上映時も、「組織暴力 流血の抗争」のタイトル。どういうことだ?

本編は、いい加減な脚本が多いこの時代のアクションにしては、話もよく出来た快作である。

錠のヤクザが以外によく似合う。あのホッペでも。

沖雅也が、駄目なチンピラヤクザを好演。

お勧め度:☆☆☆ 任侠度:☆☆★ 俺度:☆☆☆★