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男の世界 [日本映画☆☆★]

2009年10月13日(火) 20:15~ シネマヴェーラ渋谷
料金:0円(二本立ての二本目)

男の世界

今年6月に急追したアクション映画の雄・長谷部安春監督の特集上映。シネマヴェーラの「追悼、長谷部安春」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
五年前に恋人・夕子を殺した犯人・白石の出所を目前にカナダから帰国した紺野。紺野は、かつての自分の店「クラブ城」とヨット連盟の会長の座を譲った阿川についての黒い噂を耳にし、さぐりを入れはじめる。一方、出所した白石は密かに阿川コンツェルンに出向き…。石原裕次郎が組織に闘いを挑む一匹狼に扮する。
<引用終り>

また嘘が書いてある。
一匹狼でなく、友人がたくさん出てくるぞ。
帰国後は、友人の旅行代理店に勤めているし。
最後の戦いは、イデ隊員の猟銃ショップから友人たちが銃を持ち出し、助っ人にかけつける。

ただし、友人たちの名前も職業もまともに説明が無い。刺身のつまにもならない。

これの前に観た「流血の抗争」に続き、宍戸錠と沖雅也が出演。
沖雅也の演技が酷い。ここでもロクデナシな役なんだが、超棒読み演技。「流血の抗争」では、なかなかな演技を披露しているのだが、どちらも1971年の作品だ。短期間で急成長したのか?(どっちの作品が先か知らないけど)

いい人のイメージが強い大滝秀治が、悪役を好演。裕次郎に殴られてやんの。

単純な話だが、テンポがよく、なかなか面白い。

お勧め度:☆☆★ イデ隊員度:☆ 俺度:☆☆☆

男の世界と言えば


「男の世界」は、↓に収録








タグ:アクション
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コメント 2

亮

こんにちは。
大滝秀治さんが悪役なんですか!
しかも、殴られて・・・
昔の映画では、今のイメージとは違う役もやってたんですね。
見事なイメージチェンジといえば、そうかもしれませんが。

石原裕次郎作品はあまり観たことがないので、
感想等は語れないのですが、気になりますね。


by (2009-10-18 08:42) 

バラサ☆バラサ

>亮さん

裕次郎の作品は、私もそれほど観ていませんが、「太平洋ひととぼっち」と「若い人」は、良かったです。
by バラサ☆バラサ (2009-10-22 01:33) 

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