2022年12月22日(木)
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小百合さんの「弦の恩返し」のような日本の寓話の特撮映画

右京との共演がねt棒される、いまやマリ子さん以外の何物でもない東宝シンセララ1号のお姫様女優が、多分、堤清二の愛人になる前の作品。スターになれなかった2代目(可愛いんだけどな)との共演。

最後の月からの宇宙船が、「未知との遭遇」を彷彿させると言われているようだが、見せ場が最後にしかないという意味では同じだ。かぐや姫を巡っての三馬鹿大将の冒険譚の特撮はかなりショボい。三馬鹿の一人が今江日本で屈指のコメディアンとなった中井貴一の若き日の姿が拝めるが、意外に可愛い顔をしている。三馬鹿の一人の小朝は、やはり気持ち悪い男だな。泰葉さんが暴行に走ってしまったのも、致し方あるまい。三船先生は、何か重みが無くてもったいない使い方だ、
最後の宇宙船は、「未知との遭遇」の構想都市群みたいなのと異なり、日本の古い家屋のような味わいであり、デザインはいいと思う。でもやはり最後は、「パプリカ」のチンドン屋みたいな大行列で迎えに来て欲しかった。『かぐや姫の物語』の姫は平安美人顔なのでお多福だったけど、向けに来るシーンは派手な行列だったような。


推奨後:☆☆★ 姫度:☆☆★ 俺度:☆☆★