鮫島の貌: 新宿鮫短編集 (光文社文庫)

  • 作者: 大沢 在昌
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/05/12
  • メディア: 文庫



何年も本を読んでいなったが、kindleでの読書になれつつあるので連続して読んでみた。
その昔、立ち読みで、藪と両さんが共演する話は読んだことがあったが、新宿鮫の登場人物といろいろな連中が関わる短編集。両さんが、結構出来る巡査であるのはビックリした。そして、鮫島は、新宿署の警官であるが故に、やはり新宿での重要人物、冴羽遼との共演が見られる。流石に、あんなに強い奴との共闘はみられなかったが、香も出てくるが、香らしいキャラクターで安心。残念ながら伊集院隼人氏と美樹ちゃんは出てこなかった。後は、西新宿署の署長も出てこない。
鮫島の影響で、jamesonばかり飲む王になったミーハーな俺だが、本作でも、jamesonをオーダーしていた。大沢先生自身は、何の酒飲んでいたかな?jamesonでは無かったと思う。大沢先生は北方先生と仲良しだそうで、良く二人で飲みに現れるんだと。勝手に仲悪いんじゃないかと想定していたんだけどな。嬉しいような残念なような。
後、香田が単独で活躍する話を読んでみたかった。



お勧め度:☆☆☆ ゲスト度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆


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