暗約領域 新宿鮫11 [書籍]
大沢先生が現れるという店で、大沢先生と遭遇したが、鮫の新作の話をしたところ、「桃井課長、死んだの知ってるかね。」と聞かれ、も「もちろんです。鮫島、いよいよ課長ですか?」、「いや、課長にはならないよ。」とのこと、その、桃井課長殉職後の、作品。課長は、叩き上げのノンキャリアの女性が配属される。まあ、いい人っぽいので、鮫島とは、よろしくやっている。結局、相も変わらない鮫島だが、相くぁらず、ネチネチと捜査を単独で進める。若い相棒もできるが、公安から派遣された鮫島の監視要員であったり、最後は、香田と共闘したり、例の中国人軍団と闘ったり、北の工作員が出てきたりと、登場人物が多く、大騒ぎな作品であるが、上手く纏まっていて、大変面白かったよ。初めてkindleで読んだが、途中で挫折することなく、完読できた。
魅力的なエリートヤクザのキャラが出てきたが、今後も登場するだろうか。
お勧め度:☆☆☆ 長尺度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆
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