まさに正しい封切館。
東宝系洋画チェーンの旗艦劇場だろう。その後、TOHOPシネマ座有楽座と名前だけ復活したが、しょせんはニュー東宝シネマの改装だったので風格は無かった。ここは、俺が単独での映画鑑賞デビューを「未知との遭遇」で果たしたところだ。その後、「スターウォーズ帝国の逆襲」とか見た。今巨大スクリーンはシネコンのiIMAXだけとなったが、こういう風格のある映画館が欲しいものだ。東急は、渋谷パンテオンか新宿ミラノ座を復活させないかなぁ。

有楽座の周りには、アクション映画専門の日比谷映画劇場、文芸映画のみゆき座、有楽座と同じ大作系のスカラ座もあり、日比谷映画街(日本劇場閉館後、TOHOシネマズ日比谷で復活)と言われていた。一方有楽町周辺は、何故か丸の内で、松竹と東映の映画館。東映は、洋ピン専門館もあった。松竹のは、初代丸の内ピカデリ--。エスカレーターがあり、ここも風格があった。地下の丸の内松竹は、妙アクション(燃えよドラゴンとか)でスマッシュヒットを飛ばす。