2014年6月21日（土）　16:50～　TOHOシネマズ川崎プレミアム・スクリーン
料金：0円（シネマイレージカードポイント利用）　パンフレット：未確認


酷い女だ

『わたしのハワイの歩きかた』公式サイト

酒乱。
遠慮なし。
何か勘違いしている。
落ち込んでいるのを慰められると、すぐに惚れてしまう。
そして、お茶漬け屋の男以外には、自らキスでアプローチ。が、金持ちの加瀬亮は、先に手を出されたのに、速攻ふられる。
ついでに、実は仕事しない。

凄く酷い女なのだが、よく言えば、気取りもなく、裏もなく、ハッキリしているので、意外と気持ちいい奴だ。

自分に甘く、他人に厳しいが、他人への罵倒が、いいアドバイスになっている。

「檸檬のころ」から長いこと好きでなかった大女だが、「のぼうの城」あたりから好感度が上がっているのも、この嫌な主人公への高評価に影響していると思われる。

金持ちのボンボンの加瀬亮は、お茶漬け屋に敗れ、ふられたおかげで、真面目に働く気になった。
「自ら陣頭指揮に行きます！」
今更、こんなのに来られても、現場は困ってしまうだろうに。

総じてダメな人間ばかりなのだが、ハワイで挙式をあげる二人を除いて、まあいい奴と言えよう。あの二人は駄目だ。参列拒否。

お薦め度：☆☆☆　酒乱度：☆☆☆★　俺度：☆☆☆