2012年7月21日(土) 19:10~ TOHOシネマズ有楽座
料金:0円(フリーパスポート)

『おおかみこどもの雨と雪』公式サイト

フリーパスポート15本目。

細田守の新作は、前二作のSFぽいものと異なり、昔のジブリの香りのする作品。
田舎でのおおかみこどもの子育ての話し。長女の小学六年生まで淡々と進む。一生懸命にであるが、ゆっくりと。それはとても心地よい。

終盤に未曾有の豪雨発生こりゃ大事件クライマックスか?と思いきや、雨はあっさりとあがり、母親が気絶している間に、子供たちは勝手に成長していた。

子供の自立を描きたかったのだろうか。
何か、呆気に取られた終わり方だった。
二人とも小学生とは思えない立派な態度だ。
特に弟の急成長ぶりは、飛び級みたいで、あっという間だ。どこで後継者を自任したんだ。

豪雨からの展開、物語の終盤が少し期待外れ。

そして、父と息子は、何故、綾波レイの髪型なのだ?

お勧め度:☆☆☆ 綾波度:☆☆☆ 俺度:☆☆★

ナイスガイ草平のその後が気になる。