2011年5月29日(日) 18:50~ TOHOシネマズ有楽座
料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) パンフレット:未確認

『プリンセス トヨトミ』公式サイト

「世にも奇妙な物語」長編版といったレベル。

万城目学の原作小説は、もっと面白いと思うのだが。いあや、万城目学の小説は、一冊も読んでいないのだがね。

脚色、脚本、演出がよろしくないと思われる。
Wikiで原作との違いを読むと、すべてマイナスに作用している。プリンセス、活躍不足過ぎ。

元々つっこみどころ満載な題材な訳だが、映画なので細緻な設定を散りばめるのは無理もあろう。しかし、物語の進行中に、矛盾点として気になってしまうようなのは、演出としていかんだろう。矛盾点を忘れさせるくらい強引な勢いが欲しいところだ。ローランド・エメリッヒとかマイケル・ベイとかポール・ヴァーホーベン先生のように。

ジャンルはコメディだと思われるのだが、まったくもって笑えないのも悲しい。
どうやらスタッフは、感動作に仕立てたかった節が見受けられる。これもまた失敗だ。

綾瀬はるかの弾む胸以外、なんら価値の無い作品。
あとは、強いて言えば、菊池桃子。

中井貴一のマヨネーズ飛ばしの技が優れているのだが、おそらく本職の手と入れ替わりだろう。本人だったら、スマン。

兎に角、とてもガッカリした。しかし、お好みは食いたい。

お勧め度:☆★ 世にも奇妙な物語度:☆☆☆☆ 俺度:☆