2010年6月14日(月) 21:50~ TOHOシネマズ日劇3
料金:1000円(TOHOシネマズデイ) パンフレット:600円(買っていない)

『告白』公式サイト

中学校が舞台。
松たか子演じる教師、娘が生徒に殺されたと復讐に燃えるミステリー。
原作は本屋大賞受賞。例によって読んでいない。

恐ろしい子供たちが、酷いことをしまくるのでか、映画はR15認定だ。14歳の娘(水月役)が出演しているのだけど。

その恐ろしい子供たちの演技力も、藤原竜也のように微妙に過剰なところもあるが、なかなかの力量なので、キャラクター設定を登場人物それぞれにしっかりつけた監督の力量と相まって、不快で嫌な話ながら、引き込まれるものがある。

目がくらむ色づかいのイメージのある中島哲也監督だが、こんな映画も撮るのだな。たいしたもんだ。
音楽の使い方は、いかにも中島哲也だったけど。

岡田将生の成長ぶりに驚嘆。うざい教師を熱演。女生徒に告発されて、落ち込んでいるさまを見たかった。
松たか子、元来無視していた女優だが、「ヴィヨンの妻」でいけると思い、本作では素晴らしいと評価が確定。1時間30分くらい教室で独演するのかと思ったぜ。それぐらいの圧倒的な勢い。

VFXシーンは、別にいらなかったかも。そもそも、研究室に爆弾置いてきてないだろう?

お勧め度:☆☆☆ ウェルテル空回り度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆★