前作「特殊防諜班 連続誘拐」の記事。
サイキックな雰囲気のアクション「新人類戦線」シリーズ第二段。失われたユダヤ王国の末裔芳賀一族とそれを巡るネオナチみたいな奴との戦い。
再再販で、シリーズ名は「新人類戦線」から「特殊防諜班」になっている。
本作は、1987年「新人類戦線Ⅱ 聖卍コネクション」で刊行。
聖卍は、ラマ教を意味している。
前回の悪の親玉のドイツ人は生きていた。
芳賀御大を訪ねてきたラマ教の坊さんを誘拐し、宿敵芳賀一族とそれを守るモサドの男、唯一の特殊防諜班員真田をおびき寄せ、これらを倒そうと復讐に燃える話だ。
そういう意味で、組織報復は間違っていない・・・
ナチスの象徴「逆卍」ハーケンクロイツは、ラマ教の影響だというが、そうなのか？
お勧め度：☆☆☆ 組織報復度：☆☆ 俺度：☆☆☆