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2008年11月12日(水) 20:50~ チネ5
料金:1200円(レイトショー料金) プログラム:600円(未購入)

『ブタがいた教室』公式サイト

豚を飼育し、食べる。
大阪の小学校での実話。飼った動物を食べることが出来るのか。葛藤することで、「食べること」を考える。
小学生たちには、脚本が渡されず、撮影の180日間、自分の思いや意見を考え、ぶつけたとのこと。

小学生や小学教師必見の映画に仕上がった。
原田美枝子の校長、妻夫木の主役教師、なによりも大杉漣の教頭が素晴らしい。大杉漣、柳生博以来の教頭の似合う役者認定。田畑智子は、どうでもいいや。

ただ、大人が食を考えるのであれば、本作よりも、「いのちの食べかた」を見ることをお勧めする。
こちらは、寧ろ教育を考える映画であろう。人の意見を聞かせようとする、妻夫木演じる教師の姿勢が素晴らしい。結論を急ぐ上に朝令暮改な俺には、とても出来ない業だ。

お勧め度:☆☆☆ 大杉教頭度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆