2022年12月17日(土)
unext 399円



ハリウッドザコシショウが出てこなくなり、映画の雰囲気が変わる。
『味噌カレー牛乳ラーメンってめぇ〜の?』公式サイト

妙ちくりんなタイトルにひかれてキネゾーで品川プリンスの席を買ったのだが、その時は観に行けず、案の定2数館で終了したので、その後は、いけずで、やっと観た。この青森のソウルフードは九r他事が無いが、人形町のどみそで食った味噌カレーラーメンは、そこそこ旨かった。牛乳を混ぜると主人公が語っているようにまろやかになるんだろうな。
さて、この変なタイトルの映画は、「ボッチ・ザ・ロック」の後藤ひとりと同じようにコミ障の少女が主人公で、半端なサブカルカブレのイタコの家計の武末で、サブカル好きというのも半端なのでロッカーではない。フザケタ緩いコメディタッチで進んでいくが、ザコシショウが画面から消え去り、冒頭の下北沢に主人公が来た時点に話が戻ってから話、少々痛い青春映画の体を示し始め、コミ障の娘が成長をみせる。意外にほっこりする映画であった。狐の妖怪は、遺影が示すように泣き母はなんだろうな。きっと。
大友の過大評価や、ゆらゆら帝国とハッピーエンドを同列に語るとか、高橋留美子先生については、ラムとメゾンにしか言及しないとか、ピンクフロイドのレコードジャケットを移すとか、サブカルに関しては浅すぎないか。

推奨後:☆☆★ サブカル度:☆★ 俺度:☆☆☆