2022年11月2日(水)
U-NEXT 


やはり、余裕の男、ベルモンド先生、カッコいい

世界的天下の色男アラン・ドロンとフランス男優として、人気を二分したルパン三世やコブラ、そして神明、アダルト・ウルフガイ犬神明のモデルとなった偉大なるジャン=ポール・ベルモンド先生の戦争アクション・コメディ、この映画は知らなかった。今年、新宿武蔵野館で先生の特集上映が行われて、折角の「ラ・スクムーン」の上映があったのに、体力不足で、いけなかった。きわめて無念。俺、中防の時の生徒手帳に、スクリーンの人気投票でのベルモンド先生の画像を張り付けるほど、憧れていた人なのに。「ラ・スクムーン」も中防の時に、テレビで見て、面白さに唖然としたもんだ、先生の映画で一番面白かったのは、やはり、犬神明に影響を与えたであろう「リオの男」ではあるがな、アラン・ドロンとの競演の『ボルサリーノ』も傑作であり、190センチ120キロの男玉山が脳溢血の手術のため、坊主になった頭を隠すために、ボルサリーノ被っていた時、残念なことに、カッコいいなと思ったもんだ。
さて、本作の先生は、いつもの飄々とした味わいであるが、無敵レベルの強さというコブラ状態である。それにしても、いいように利用されるドイツ軍の大将がいい人過ぎて可哀そうである。好敵手と書いてともと読む始まりみたいな関係だ。が、シンみたいな卑怯者ではないぞ。

推奨後:☆☆☆ 余裕度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆★