2022年10月1日(土) 15:50~ 丸の内ピカデリー1
料金:1000円(障碍者割引)


NOPEかよ
『“それ”がいる森』公式サイト


田舎町での宇宙人の捕食話。最初は、綾辻行人の「殺人鬼」みたいな話なのかと思ったが、子供が大挙出てくるので、そうもいかないだろう。宇宙人だろうと思ったら案の定であったが、リング以外ダメダメな中田秀夫のホラーにしては上出来だ。なんと超部下力の相葉が、リスより早いという森林での身体能力を生かし、アライバル的な異形のエイリアンと対等以上に戦う。食虫植物みたいに顔面が避けるエイリアンの造形はまあまあだが、田舎で人々を襲うのであれば、有名なこの人のオマージュを期待しちゃうよな。

まあ、ちっとも怖くないしドキドキもしないのだが、バカバカしくて面白かったよ。「V」みたいに異星人の顔にオレンジをかけまくって退治すれば、もっと笑えたのにな、細かいところ工夫すれば、大傑作になっただろうにちょっと残念。

お勧め度:☆☆☆ バカ度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆★