2022年5月12日(木)
U-NEXT


カクトウ便よりも、アクションができているのが悲しい
Z級で名高いトロマ映画であるが、『カクトウ便』のアクションよりも『心霊写真部』の特殊メイクより優れているのが悲しい。1作目を劇場に観に行った大バカ者の俺だが、以降の作品は観ていなかった。グダグダの笑えないギャグのオンパレードだが、アクションとカーチェイスが意外にしっかりしているのに驚いた、ただのZ級ではないな。鼻が鯛焼きになるとか悲しいほど寒いギャグだけど、意外に良くできている特殊造形だぞ。当時、美人として誉れ高かったロマンポルノ女優桂木 麻也子が、ヒロインで出ているが、酷いぐだぐだ演技だけどな。全体的に日本をバカにしておらず、十ロマは偉大な映画会社であると再認識。Toxic Avengerという割とカッコいい名前が悪魔の毒々になってしまった日本の配給会社のセンスの無さが辛い。
永井豪先生が、謎の佃煮評論家で出てくる謎。
毒々が日本に行く理由は、割とちゃんと設定されている。
ロイシャイダーの「ザ・セブンアップス」で唯一有名な車のボンネット吹っ飛びシーンをよりカッコよく再現している。
お勧め度:☆★ Z級度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆