2014年10月19日(日) 12:45~ 109シネマズ川崎9
料金:1100円(ポイント会員感謝の日) パンフレット:未確認


執念の話だと思ったら、愛の話だった。

『柘榴坂の仇討』公式サイト

爺映画(時代劇)デイの第一弾。
仇討というので執念の話なのかと思っていた。

鬼平みたいな顔をした井伊直弼出てくる。
井伊直弼と言えば、くそつまらない映画を観た記憶。「桜田門外ノ変」とか言う奴だ。「引っ立てえい。」「切れい。」が掛12くらい延々と続く打ち首のシーンに辟易したもんだが、打ち首と言うことで水戸藩視点の映画だったな。
今回は、井伊直弼側の彦根藩視点だ。

鬼平を殺された中井貴一が、取り逃した阿部ちゃんを13年追いかけた末、阿部ちゃんの引く人力車に乗り、阿部ちゃんが本懐を遂げてくれというも、結局許してしまい、広末の元に帰っていくという、何とも締りの無い話だが、家庭に帰っていくことが正しいというメッセージのようだ。阿部ちゃんも新居を構えるようだし。

が、それはそれで悪くない結論だ。

お勧め度:☆☆☆ 執念度:☆ 俺度:☆☆☆