2014年8月31日(日) 18:40~ 109シネマズ川崎1
料金:0円(ブルーポイントカード ポイント利用) パンフレット:未確認


「俺様」バイアスで、評判が悪いが。

『ルパン三世』公式サイト

そのビッグマウスで海外に出向くも、作品がオクラ入りするなど、夢の舞台で全く活躍できない「俺様」。
そんな「俺様」が凱旋し監督になると聞いた時点で、失敗を確信した「ルパン三世」。
映画評論家の前田も、100点中3点をつけるなど、どんなに酷いのかと思いきや・・・。

「俺様」の独り善がりなところも気にならない程度となり、全然問題ない。
「ゴジラ Final Wars」での気持ち悪いまでの決めポーズ(シャキーン!)が無くなった。少なくとも気持ち悪くはない。カッコ良くはないが。

次元や銭形とは、今回初対面という設定であるし、皆(俺)のイメージにある「ルパン三世」を忘れて、純粋なアクションとして観れば、十分面白いでないか。

ま、元々、あのキャストには異論が無かったのだけどな。ちょっと若いかなというのはあるが。
紀香が不二子を演じないだけで、大満足だよ。
ルパン三世のイメージは、ジャン・ポール・ベルモンド。

ルパン三世 念力珍作戦」のほうが面白いと言っている輩がいるが、観ていないで言っているに違いない。本当につまらないのだぞ。

途中、小栗旬のルパンが、もみあげ男の変装をするのだが、あれは目黒祐樹へのオマージュかもしれない。

北村龍平の名前を別の名前に置き換えたら、もう少し巷の評価が高いと思われる。

大昔の無国籍アクション映画のように、全員が日本語を喋る。

世界一堅牢なセキュリティ会社が、USBなんぞでウィルス感染とは、あまりに脆弱で貧弱で間抜けであり得ないのだが、とりあえず流しておく。

お勧め度:☆☆☆ 日本語度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆

そもそも「ルパン三世 カリオストロの城」だって、俺のイメージのルパンとは異なるし。

ただし、「また、つまらないものを切ってしまった。」は、「カリ城」見習って、もう少し大事に使えよ。

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