2014年6月28日(土) 21:00~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1300円(レイトショー) パンフレット:未確認


清々しいまでの屑揃い

『渇き。』公式サイト

揃いも揃って屑だらけ。
特に、役所のそれは常軌を遥かに逸脱している。
オダギリジョーも出番は少ないが、屑ぶりは卓越したものであり、いつもは弱っちいロトブキもヘラヘラと憎たらしい。

ソン・ガンホの似たようなタイトルの映画の「渇き」にも、美少女のようなヒロインが出てくるが、こちらのヒロイン(?)も美少女で(画像参照)、「渇き」よりも狡猾なので、好感度が高い。

二階堂ふみは、存在感が薄かった。遠慮でもしていたのか。

アッーなシーンや、役所の婦女子への暴力的行為、その他バイオレンスとあり、R18かと思いきや、R15で高校生は1000円だと。少し刺激が強すぎると思うぞ。と、「スナッフ」などを中学生でも鑑賞できた時代の年寄りの言うことではないか。

最後の死体発掘は、演出に工夫も無く、長すぎの間延びすぎ。そこは大幅減点。役所のアップで映画は終了するし。

いつも同じ喋り方なので、俺にとっては木村と同レベルの役者認定である役所だが、藤原級に喧しい今回は、藤原よりは上位クラス互換の五月蠅い演技であった。
いつも同じ喋り方の奴は、それ以外はテンションの高い演技しかできないのか。(例、半沢直樹、リーガル・ハイ)

お薦め度:☆☆☆ 屑度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆