最初の出版が理論社のYAということで、いわば青少年向け。
叙述トリックばかり書く作家だそうで、叙述初心者に相応しいとかで売っているようだが、10年前と現在の話が交互に書かれるだけで、何のトリックもない。とってつけたような幹事と真犯人。
30ページくらいで収まる内容が延々と続くだけで爽快感が無い。
松尾の拳銃保持の回収だけは、ちょっと驚いたが、非番で拳銃は持ち歩かないと思うのだが。
お勧め度:☆☆ 叙述トリック度:☆ 俺度:☆☆
叙述トリックと言われているもので、読んだことがあるもの。
初心者向けだと、偉そうな連中が2chで語っている。
慟哭 (創元推理文庫)
- 作者: 貫井 徳郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 文庫
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