2013年8月23日(金)
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火星への有人探索計画。
生命維持装置設置の手抜きで、3週間しかもたないことが判明。
しかし、ここで中止にすると今後の宇宙計画の費用がでないといことから、発射寸前のロケットから宇宙飛行士を回収、今は使われていない基地に連れて行く。
そこには巨大セットが用意され、約4ヶ月もの火星の往復をでっち上げるのだ。

エリオット・グールドが主演なのだが、宇宙飛行士でなく、新聞記者役。
NASAの友人から、映像の発信されている場所が、近いところであると聞き、単独捜査開始。
この友人、NASAからいなくなり、マンションも他人が住むと、世間から抹消された状態になる。
彼を訪ねたグールドの車も細工され、暴走状態となるも間一髪海に飛び込んで助かる。

4ヶ月もの長い間なのに、グールドの命が狙われるのは2回だけで、抹殺の努力が足りないのが、極めて謎なのと(麻薬所持の逮捕も直ぐに保釈される)、逃走した飛行士の居場所を容易に発見するという後半のご都合主義な部分を除けば、かなり満足な作品である。

何といっても、拝金主義者の農薬散布飛行機乗りのコジャック刑事の威勢のよさが、小気味いい。

お勧め度:☆☆☆ SF度:☆★ 俺度:☆☆☆