SSブログ

悪魔が呼んでいる [日本映画☆☆★]

2013年8月23日(金) 18:30~ シネマヴェーラ渋谷
料金:1000円(二本立ての二本目)

悪魔が呼んでいる

シネマヴェーラの「妄執、異形の人々傑作選」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
ある日突然、職場から解雇された江原ユリ。その後、恋人から絶交され、アパートから放り出され、預金通帳が盗まれて…。不幸のどん底に叩き込まれるユリ役の酒井和歌子の大げさな引きつり演技と、ありえない展開に、口アングリの怪作。大滝、北林らベテラン勢の怪演も見もの。
<引用終り>

恋人と言うより、友人なんだけどな。下条アトムごときだし。

で、財布も盗まれて、いよいよスナックで働くと客の大滝の爺に抱きつかれたと思うと、大滝の財布が和歌子さんの元から出てきて泥棒扱いされ追い出され、電車に飛び込もうかとフラフラしていると男に助けられるも、男に睡眠薬は盛られるは、婚姻届は見せられるは、手篭めにされそうになり、気を失うと男は刺殺されている。
逃げ出すも男女2人組にさらわれ、ゴーゴー喫茶につれこまれ、変な男と挙式をあげさせられそうになると、大滝が現れ「ワシの元に来い。」

何が何だか判らなかったが、すべては謎の相続人になった和歌子さんを我が物にしようという連中の計画の一環だった。

和歌子さんが、不幸の連鎖に陥るのは、可哀相で見ていられないが、後半からの展開は阿呆臭くてかなり笑えたよ。いや、爆笑する映画ではないのだけど。

和歌子さん、色々と着替えてくれるのだけど、スタイリストが悪いのか、貧乏だからなのか、あまり宜しくない。

相続人になって追い回されるとか、そして相続金が50億とか「からくりサーカス」は、本作の影響を受けているに違いない。大財閥で50億という小額の謎が解けた。(いい加減)

お勧め度:☆☆★ 大滝度:☆ 俺度:☆☆☆




原作が古本で存在








nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

吸血鬼ゴケミドロカプリコン・1 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。