2012年9月18日(火) 18:40~ TOHOシネマズ スカラ座
料金:0円(フリーパスポート)

『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』公式サイト

フリーパスポート12本目。

有終の美を飾れなかった。

怪しい人たちに、強引な落とし前をつけた。
馴染みの柳葉ら中堅官僚は、警察学校の教頭だった(か?)真矢みきを含め、筧と3人和気藹々と警察浄化チームを結成。
と、Finalで新たなる希望なオチを付けたのだが・・・。

なにしろ脚本が雑すぎる。
上層部から織田をクビにしてこいと命令を受けた柳葉だが、織田に退職強要するのは何故か小栗。
警察組織を変えようとの野望に燃える黒幕の作戦は、上層部に直接向かわず、中間官僚の息子誘拐という矮小さ。
隠蔽までは判るが、泳がせて共犯者特定後も、真犯人を拘束せず自由にさせる上層部。
織田の行く先々には、どういう訳か、なかなか応援部隊がこない。
中間官僚に恨みがあるだろうが、いくらなんでも殺しはしないだろうの行動理念が謎の両津巡査警部。しかも2時をかなり過ぎていたので、織田到着まで待っていたとしか思えない。
そして広い倉庫にピンポイントで突入できる深津絵里の大型免許皆伝。

あまつさえ、この前の特番同様の、笑えないギャグの数々。
所轄が、あんな囮捜査できるのか?「男はつらいよ」の夢おちなのかと思ったという冒頭。

とは言え、退屈はしなかったよ。
お祭り映画なんだし、あんまり野暮言っちゃいけねえな。

まあ、兎に角、大杉蓮がおいしいところ攫っていったてことで。

お勧め度:☆☆★ 両津勘吉度:- 俺度:☆☆★