2012年1月1日(日)
レンタルDVD


チョコレート・ソルジャー RAGING PHOENIX [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



伝説のチョコファイ(俺が命名したが、誰も使っていない。「チョコレート・ファイター」)の後のジージャーの作品は、大阪での映画祭での公開後、DVDスルーにされてしまった。邦題にはチョコレートをつけているが、二作品のストーリーにはなんら関係はない。

冒頭のジージャーは、金持ちながらスポイルされている孤独な娘で、しかも男にふられて酒をラッパ飲み、酩酊状態のところ悪の組織に誘拐されそうになるも、謎の男に助けられるが、ベロベロのため男に嘔吐物をひっかける始末と、どうなることかいなという状態。

しかし、謎の男とそのチームから泥酔拳という酔拳を強化したようなものをあっという間に習得してからは、どんどん強くなり、やっぱり最後は、一人で敵である悪の組織を壊滅させた。

はね返りの小娘が、急激に強くなるのは、あまりに説得力がないが、高校くらいまで体操で将来を嘱望されたなど、裏設定があるということにしておこう。まあ、ジージャーだから、そんなこと別にいいや。
悪の組織も技術者二人、用心棒二人、女ボス(ラスボスなので最強)という矮小なチームなのだが、まあいいや。

単身で下部組織に乗り込み、攫われた娘たちを救う時の、ダンサブルな泥酔拳。
複数に重なった釣り橋での、ワンチャイのようなアクション。
驚くべき背筋力から始まる最後の決戦。用心棒からラスボスまで一人で薙ぎ倒す。
やはり、この子は凄い。

トンスルみたいなのを飲み、泥酔拳仲間とお互いに侘びをいれるのが、中々感動的だ。ウゲー。

ただ、タイのアクションは、湿っぽくて暗い話が多いのが、いかんな。

お勧め度:☆☆☆★ 湿り度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆☆