2011年12月25日(日) 16:05~ TOHOシネマズ川崎8
料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) パンフレット:未確認

『永遠の僕たち』公式サイト

ガス・ヴァン・サントの青少年映画は、鬱屈した奴が出てきて、救いの無い終わり方をするという印象を、一方的に持っているのだが、どうしたことか、本作の予告編は好感度が高い。

で、本作だが、主人公は、登校拒否生徒で告別式に潜り込むのが趣味と、やはり鬱屈した奴なのだが、特攻隊の幽霊加瀬亮による説教というか体罰というかや、余命幾許もなしのヒロインとの出会いなどで、色々と反省し、今後はちょっと前向きに生きていこうという感じさせる終わり方だった。
予告編に嘘は無い。

中々に爽やかな作風なのは、脚本がヴァン・サント本人のものでないことが大きいだろう。同じどんより空のポートランドが舞台なのに、「ハイドパーク」と全く違う雰囲気だ。と、知ったような事を言ってみる。

加瀬亮の特攻隊員が、何故アメリカ本土に出没しているのかは不明。
英語を喋るのは、本人が言っているように「時間は沢山ある。」から、余裕で覚えたのだろう。

主人公と友人が、特攻隊員のコスプレでハロウィンに参加しているが、命の危険は無いのか。

お勧め度:☆☆☆ ファンタジー度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆