2011年9月17日(土) 16:25~ 丸の内TOEI②
料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売り購入) パンフレット:未確認

『アジョシ』公式サイト

「グロリア」みたいに子供と逃避行をしながら守り続けるのかと思っていたのだが、悪の組織に角膜提供要員として攫われた子供を奪還するという話だった。寧ろ「96時間」式。「レオン」は観ていないので知らん。

一方的に弱っちいだろうちゅうイメージを抱いていたウォンビンなのだが、特殊部隊出身の設定に恥じない動きを見せる。同じような経歴の筈の先輩である「アイリス」のビョン吉とは大違いだ。ウォン・フェイフォンもトニー・ジャー(トム・ヤン・クン)もジージャー(チョコレート・ファイター)も真っ青の無敵ぶり。

そして、悪役が、近年稀なほどの厭らしい典型的悪役なので、憎らしくて素晴らしい。

ウォンビンの好敵手でベトナムの軍人という奴が出てくるのだが、こいつとの絡みを強化してくれたら、「男たちの挽歌」級の大傑作になっていただろう。

あれこれ言われている韓国のエンタテイメントだが、こういう物ならいつでも歓迎する。K-POPはいらねぇ。

想像していたより多くの客がいた。150~200人くらい。高齢のマダム多し。高齢マダムには、少しきついバイオレンスありだと思うのだが、「悪魔を見た」とかで慣れているのか。

お勧め度:☆☆☆★ バイオレンス度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆★