2011年8月17日(水) 20:45~ TOHOシネマズ川崎4
料金:1100円(レイトショーvit購入) パンフレット:未確認

『ツリー・オブ・ライフ』公式サイト

そもそも2時間20分くらいと長尺なのだが、体感時間は4時間くらいだ。

冒頭、物語の設定紹介的な話が終了すると、いきなり21世紀版「2001年宇宙の旅」が展開される。これが、なんと体感時間1時間超。このまま最後まで進んだらどうしようと思い、人生初の途中退室を覚悟した。

その後、本編本題物語開始。断片的で散文的に描かれるブラッド・ピット演じる嫌われオヤジ。嫌な時代の南部らしく嫌な感じ。よってもってこれも長く感じる。体感時間2時間。

そして成長したブラピ息子ショーン・ペンのシーンとなるが、ここで再度いきなり「2001年宇宙の旅」状態(というより、「エルトポ」か)。ここは流石にそんなに時間をかけないだろうと思ったが、甘い考えだった。体感時間が30分超。

いいかげんエンドロールだろうと思うと、前半の宇宙の旅編で最も苦しめられた青い炎のような宝石の輝きのような物体が画面中央に登場。「ギャー!勘弁してくれ!」と思ったところ、幸い1分くらいそれが蠢いたらエンドロールとなった。(違ったかな?)

ということで、「2001年宇宙の旅」も苦手な俺には、拷問に等しい作品だった。成田からサンパウロまで、エコノミークラスで行くレベル。は、言いすぎか。
始まって早いうちに「早く終わんねーかな。」と思ったのは、「CASSHERN」以来。

もうちっと、普通の大河家族ドラマを想定していたのだが。流石、パルムドールは変だ。

初テレンス・マリック、他の作品を観る自信無し。
巨匠マリックも俺にとっては紀里谷大先生並み。

お勧め度:☆☆ 催眠度:☆☆☆☆ 俺度:☆