2011年1月29日(土) 21:05~ 109シネマズ川崎8
料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認

『イップ・マン 葉問』公式サイト

久しぶりに燃えた。萌えじゃなく燃えだ。

ブルース・リーの師匠イップ・マンの半生。
原題は葉問2。シリーズ二作目だ。一作目は日本人が敵役のようだ。本作がヒットしたら、一作目の公開が行われるらしい。

その本作は、敵役が白色人種で、絵に描いたような傲慢なWASPだ。特筆すべく酷いのは、所長とボクシング・チャンピオン。よくもこんな役を受けたなと逆に感心してしまう。白人差別と言っても過言ではない。しかし、一生懸命演技しているので、とても憎たらしく思える。本当に心底黄色人種を馬鹿にしているのかもしれないが。

ストーリーは、まるで「ロッキー4」(演説含む)なんだが、それの3万倍くらいは素晴らしい。

サモ・ハンが、また悪役かと思ったが、ドニー・イェンとは考え方が違うだけで、高潔な人物だった。最初は対立したが、後には尊敬しあう仲になっている。まさにロッキーとアポロの関係だよ。

最後に少年時代のブルース・リー登場。表情や仕草が誇張されているが、雰囲気が良く似ている。よく見つけてきたな。

ドニー・イェン、相変わらず冴えない容姿だが、やはりアクションは本物だ。

あそこまで、白人がケチョンケチョンだと、一作目の日本人も相当に悪辣だろうな。日本鬼子。しかし、公開熱望!

お勧め度:☆☆☆☆ 白人差別度:☆☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆