2011年1月1日(土) 17:35~ TOHOシネマズ川崎2
料金:1000円(映画サービスデー) パンフレット:未確認

『武士の家計簿』公式サイト

そろばん侍。

コメディなのかと思っていたら、史実を元にした、真面目な作品だった。

正義感の強い男であり、不正の摘発を阻止され左遷されそうになるが、悪事が暴かれ悪党は罷免。左遷は無くなり逆に出世。で、その後は、大きな悪党は出てこない。

雅人の息子の時代は、明治維新で激動であり、息子も波乱万丈な青年記なのだが、そこは超スピードで消化される。

ということで、雅人中心の時代の家族の話が主であり、かなり地味な印象である。

しかし、「模倣犯」以来、駄目なイメージのある森田芳光にしては、堅実な演出だ。

それにしても、ラストの雅人と仲間由紀恵の老け具合は、設定としてやり過ぎではないかと思うのだが。
途中の仲間由紀恵の老けなさ具合も妙だ。

お勧め度:☆☆☆ 雅人老けすぎ度:☆☆☆★ 俺度:☆☆☆