2010年12月12日(土) 15:35~ 銀座シネパトス3
料金:0円(名画座回数券利用)

銀座シネパトスの「虹を渡って来た男 谷啓ガチョーン伝説」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
新撰組と勤皇党が争う京都に入った時次郎と珍念は、あるきっかけで坂本龍馬に桂小五郎の念書を届ける役を仰せつかる。谷啓は西郷吉之助の偽物と本物の二役に扮する。
<引用終り>

「てなもんや」の前の特集「クレイジー」は、平日のみの上映。例によって谷啓休暇取得を狙ったが、連続して5時間ほどを空けることができず、残念ながら断念。まあ、クレイジーはソフト化されているので、観る機会は多々あるだろう。

一方、こちらはソフト化はされていない珍品。「てなもんや三度傘」の映画版。結構な年寄りである俺は、「てなもんや三度傘」が好きだった。谷啓目当てというより、藤田まことと白木みのるの黄金コンビを観にいったということだ。

実際本作で、谷啓は最後の15分ほどの出演で、ほとんど活躍しない。

ちなみに新撰組にドリフターズの面々。長さんが、土方歳三で、時次郎に「どかた」と呼ばれていた。あれ、時次郎は漢字が読めないのでは?

京唄子と鳳啓介を発見。京唄子の役名は「おむつ」。またも時次郎は「おしめ」と呼ぶ。

谷啓が西郷どんの役なら、財津一郎が坂本龍馬の役。偽龍馬は、「キビシー。」とか言っている。

その他に、伴淳、伊藤ゆかり、芦屋雁之助、久保明、左卜全、超豪華出演陣!

前田製菓がスポンサーでないからか、「こんなに俺が強いのも、あたり前田のクラッカー。」の台詞は無し。

お勧め度:☆☆☆ 谷啓度:☆★ 俺度:☆☆☆☆