2010年9月19日(日) 20:10~ TOHOシネマズ川崎5
料金:1600円(レイトショー料金+3D料金400円) パンフレット:未確認

『THE LAST MESSAGE -ザ・ラストメッセージ- 海猿』公式サイト

TOHOシネマズの3D料金が「海猿」から100円値上げし、400円プラスになった。
結論から言うと、まったく3Dで観る必要は無い。
かなり大掛かりで頑張った特撮なのだが、3D効果は、ほとんど無し。「タイタンの戦い」同様の後付3Dだろう。
そもそも予告編でも、文字のバックの気泡みたいなものにしか3D効果なかったし。

さて「LIMIT OF LOVE 海猿」で、一刻を争う危機的状況の中で、閉じこまれているバディに延々と「必ず助けに来る。」と熱く友情を長々と語り、しまいには多くの人々が見守る中長々とプロポーズの言葉をつげるとんでもなく饒舌で信じがたいほど余裕の男仙崎大輔。多くの人間を笑わせてくれたが、今度はどんな余裕をかますのだろうと期待して観にいった。

が、今回は危機的状況で熱く語る行為が、まあ許容範囲かというレベルになり、仙崎は一児のパパとなり人間的に成長をしていたようだ。嫁に対する感情の吐露は、録音になって時間規制がなくなり、より一層鬱陶しいが。

馬鹿にする気満々で観にいったのだが、単純な俺は隊員たちの熱さに心をうたれ、不覚にも涙を流す始末だ。
よりによって、間抜けな演出「こいつら」「みんな」「つながっている」ドボーン、ドボーン、ドボーンで・・・

ただ、加藤あいが出てくると、一気にテンションが下がる。

嫁との絡みを除けば、恥ずかしいのだが、かなり満足して劇場を後にした。

お勧め度:☆☆☆ 余裕度:☆ 俺度:☆☆☆★