2010年5月6日(木) 18:40~ ユーロスペース2
料金:1200円(会員料金) パンフレット:未確認

『川の底からこんにちは』公式サイト

脱力系コメディ。

「しょうがない。」で、何もかもやる気なしで生きてきた娘。父親が危篤となり、駆け落ちで出てきた実家に戻ることになる。バツイチ子持ちの駄目元課長(変な商品作って事実上解雇)の恋人にそそのかされて。
駆け落ち、失敗、出戻りの状態なので、周囲の見る目は厳しい。父親の会社木村水産(しじみ加工業)で働くのだが、従業員のおばさんからは、コテンパン。
高校の同級生に駄目元課長を取られて、逆に駆け落ちされる始末。
そこで、何かが吹っ切れたのか、本音丸出しで行動開始。潰れそうな木村水産を立て直すべく奮闘する。

やる気になれば、何でも出来る。と、脱力系ながら元気を貰える映画だ。

木村水産の社歌が素晴らしい。
勿論、初代の社歌のほうが、一層素晴らしい。ありゃ、誰も歌いたくないよな。

「愛のむきだし」は観ていないのだが、「プライド」での狂気を宿した目力の演技が印象に残った満島ひかり、本作でも仰天な演技をみせる。本当に面白い役者だ。

駄目元課長、「エコを理由に逃げている!」とかなんとか、責められるシーンがあるが、自分が言われているようで頭痛いな。「エコを理由」でないけど。
皆さん、かなり手厳しい台詞を吐きます。

お勧め度:☆☆☆★ しょうがない度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆☆