4月4日(日) 19:35~ 銀座シネパトス3
料金:0円(二本立ての二本目)





銀座シネパトスの「プレイバック!~今よみがえる、あの日の2本立て~」の一本。まずは、映画館発行のチラシから当作品の解説を引用。

<引用開始>
さくらに惚れた外国人セールスマンと寅との友情、未亡人に惚れた寅の恋心とともに描く。「太陽を盗んだ男」のレナード・シュナイダーが脚本に参画したシリーズ異色作。
<引用終り>

なんだかんだ言って、「男はつらいよ」は、やはり面白い。初期の頃のしか観ていなくて、この中ぐらいの頃の作品は初めてで、吉岡秀隆が出てからのは観たことがないのだけどさ。

本作は、ハイテンションな笑いが多い。VSタコ社長、VS外国人セールマン、VS犬塚弘。VSタコ社長が、やはり一番笑えるな。

倍賞千恵子と前田吟は、やはり芸達者だ。

アメリカ人の薬の行商が、ほとんど寅次郎状態で、さくらに振られてアメリカに戻ってからの手紙。「思い起こせば恥ずかしいことの数々、今はただ後悔と反省の日々を送っております。」と、いつもの寅次郎の文面と同じところがいい。

ちなみにこのアメリカ人の名前は、マイケル・ジョーダン。勿論、当時NBAでデビューなどしていない。

お勧め度:☆☆☆ 奮闘努力度:☆☆ 俺度:☆☆☆★
(あまり、寅の出番がない。今回は脇役。)