2010年1月24日(日) 19:30~ キネカ大森2
料金:1000円(Club-Cテアトル会員料金) パンフレット:未確認

『南極料理人』公式サイト

昨年見逃したテアトル系公開作品のキネカ大森での補完計画。第三回目。

南極観測隊の料理を担当する男の話。この南極料理人は、海上自衛隊で料理を担当している自衛官。訳有りのシェフかと思ったら、任務で赴く公務員だった。

少人数で家族と遠く離れて長い期間過ごすのだが、孤独や葛藤、仕事の苦闘などドラマティックな要素はほとんど無く、坦々と何か凄くやる気の無い感じで話が進む。
これは、南国を舞台にしたスロー・ムービーと同じ雰囲気だ。極寒の地なのに。

気圧が高い南極では、沸点が85度と低いそうで、ラーメンを茹でると芯が硬いままだそうだ。粉落としかよ。
また、ステーキを焼くのは困難なようで、肉の塊に油をかけて表面を燃やして調理していた。
生の物がある訳がないので、冷凍や缶詰で調理する。映画のレシピ本が出ていて、映画に出てきた料理(伊勢海老のフライとか)再現されているそうだが、缶詰料理も載っているのか?そうだったら、凄く参考になるな。「ジュリー&ジュリア」に対抗して、南極料理人レシピに挑戦してみるか。

きたろう(隊長役)が、ラーメンの在庫が無いと聞いて泣くのには笑った。

お勧め度:☆☆☆ ぐうたら度:☆☆☆ 俺度:☆☆☆